スピーカーメーカーの個別の話を書くについて最も難解なのはB&Wです
色々と経験や勉強、研究をするごとに好きになったり嫌いになったりする多様な側面を持つスピーカーなのですな。音響、ルームアコースティックとも切り離せない存在。動物に例えると…カモノハシ。
知れば知るほど難解です。
しかも設計が時代により全く違う。使いやすいのは古いB&Wかも知れませんね。signature805/800、或いはいっそmatrixまで遡るほうが使いやすい()このときは音響パワーやネットワークやタイムアラインメントなど今より設計として分かりやすく、この時代の方がいまだにStudioなどで使われております。Matrixとか結構多い。
https://audio-monster.com/wp-admin/post.php?post=136&action=edit
上のリンク先にも書きましたが、代替わりするごとに設計者の聴感が設計にかなり影響を及ぼしており、一般的な設計の思考の理からそれてきます。(800D2からユニットが向上して別の意味で少しずつ使いやすくなっていく)
最も『理外の理こそオーディオの理』です。それが悪いとは思いません。実際超一流ホールもdiamond使ってますしね。
Matrix→N/sig→Dと大きく設計が代わりましたが、基本的には鮮度重視に突き進んで行き、D以降はネットワークもこれ以上ないほど簡素になり、代わりに最高のパーツを使い『徹底した鮮度重視』となります。
音響パワーもMatrix以降高音優位になっていってます。クラシックを多く取り扱うStudioは大抵広く、吸音が強いと尚更ですがそれが丁度良い事は想像に難くありません。
鮮度やダイナミクスも半波長前進したツイーターと-6dB/octのネットワークは膨大な楽器の数を把握するには有利でしょう。
しかし代償にショップやTIASの様に広くない一般家庭ではスピーカーセッティングはかなり難しい部類と思います。偏差値65位。
Quadは偏差値80位かな。もう厭どす。
瞬殺!スピーカー列伝1Quad編参照
https://audio-monster.com/wp-admin/post.php?post=322&action=edit
しかしこいつのセッティングよ。中抜け凄そう。机をあと60cmは引け。でもアンプ無いしまさか此処で予算が尽きたのか?
“B&Wは難解(悪口ではないよ)” への3件のフィードバック
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「瞬殺!スピーカー列伝1Quad編参照」のリンクがイカレてて見れません。自力で参照しました。
失礼いたしました!!!!