オーディオファイルだろうがエンジニアだろうがPCを音楽に使うなら音を良くしたい。グラウンドはPCに関しても大きく音に影響している。何回かこのブログで『グラウンドを取るなら24pinに近い所、もしくはそれとCPU補助電源の間から』と書いてきた。
CENYA氏のPCである。銅の塊があり、ここからリアルアースに繋がっている。要はアースのHUBである。なんちゅうもんを造ったんや…
で、どう接続すると良いかを聴き比べた。
現在はマザーボードの各ネジから取っている。それと上述の『24pin~CPU電源』のネジとの対決だ。
要は『各所から直結して最短で落とすか』『グラウンド電流の流れを考えて害の少ない所(電源入力)からループを極力造らず落とすか』の選択である。
今回は最短距離に容量の大きい銅の塊である。これで1ヵ所から取った方が良いならもうどんなケースでも確実に良いと言えるだろう。
…数秒で決着してしまった。
歪みの量が明らかに少ない。ノイズの流れる方向は大切である。
この記事の最後の方を参照
“PCのグラウンド” への2件のフィードバック
実は次のプランとして、マザーボードの裏側にマザーボードと同じ大きさの銅板を絶縁体の熱伝導ゲルをサンドイッチにして取り付ける事を考えています。
銅板に極最短接続でGND強化しつつ、歪んで鳴りやすい?メインボードを物理的に強化出来るかと妄想しているわけです。
ここの銅板には多点接地のつもりでしたが、今回の実験結果のおかげで再考せねば。。。
かないまる先生から言われた言葉
「TA-DA5800ESを CENYAさんの好きなように改造してもらって良いのですが、GNDだけはいじったらダメですよ」
そう、GND(特にSGとFG)は命であり、超難しいのです。
やはりGNDは神の領域でありエンジニアの魂が込められてますね…かないまる先生クラスともなればひっくり返っても触れませんな