『こうすれば絶対良い!』というより『これは絶対死ぬ』という方向のルールがわかってきました。
どう使っても良くなる神の物体などありません。これも作用機序はあたかも魔法ですが魔法などはなくあくまでも道具の一つ。しかし使いこなせばやはり魔法に近い強力無比な物体なのは確かですな。
ルール1.出来るだけリスニングポジション直線上に置く。
裏を返せば『あまり左右に置きたくない』。それはその空間の音の通り?が強くなるため左右差が出来てしまうこと。スピーカー上ならともかく。位相が狂い音場が成立しません。スピーカーセッティングが狂ったシステムを聴いている感じとも言えます。
ルール2.高い所程影響が大きく注意が必要。高確率で死ぬ。
これも裏を返せば床に近いと空間的な影響は少ない。なので左右に置いてもほとんど気にならなくなる。ここはシューマン周波数系と近い物を感じる。手に持ってても音に影響がある特級呪物だが床に置くとほとんど無効化可能。
ルール3.集中的に使うと必ず死ぬ
『デジタルにイイゾー』と、意気軒昂と使いまくったが、特に『皿と鈴』の奴は効果も強くアンビエント帯域がトゥーマッチとなり死亡。それよりは(真空管だが)プリアンプとかに振り分けた方が良かった。特にデジタルとアナログではかなり聞き方が違った。振動系やケーブルならそんなことはない。やはり一筋縄では行かない。
なお大当たり中の大当たりはリスニングポジションの背後。奥行きは出るが音はストレスなく伸びて前後に届くマジック。
次に『ケーブルインシュレーターをケーブルインシュレーターとして普通に使った』ら良かった。特にデジタルケーブル…なのだがうちのデジタルケーブルはhigh fidelity cablesのご存知磁石つきの珍無類な代物なので汎用性はわからない。だが経験的にはケーブルインシュレーターは大体クソ(言うまでもないがこの分野だけでも相当浪費している)なので非常に珍しい。
大体どのメーカーも腰高になるだけで得るものはない。CROSS POINTはそれはないが低音が鈍重になりソースがたっぷりかかる(電源以外は打率が安定しない)
この物体は立体感とやはり音の謎の通りの良さが得られる。形はありがちな…というかカルダスの明らかなパクリオマージュだが音はやはり不思議な力がある…
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