今日魔界転生したのはDJ Swingさん
予想を遥かに超えて物凄い経験豊富なオーディオファイルでもありました。オーディオアクセサリーの経験値は相当ですね。制作畑の方では極めて珍しいのでは?
そして逆に実に制作畑らしい『ニュートラルな聞き耳』の方であり、その相反する両輪が噛み合って類い希なエンジニアでいらっしゃいました。
では会談の記録を幾つか
DJ swing『以前鉱石とかもハマってましたね』
めちゃくちゃ変わりますよね。例えばこれairbowのmagmaという製品ですが、熱くエネルギッシュな音になるとの触れ込みで、確かにそうなる。しかしそれが良いかというと…
DJ swing『そうなんです、水晶とか使えば良くなるかというとその癖が載る。良くなるとは限らない。』
大体水晶とか鉱石をやる方は必ずそれをポジティブに考えていらっしゃるから、驚きました
DJ swing『インコネは何をお使いで?』
high fidelity cablesと、ゲンさんというケーブルで…
DJ swing『ゲンさん僕も使ってます』
なんと!マニアックですね
『音はどうですか?』
モガミの欠点を叩き潰した感じですかね。品位を上げ、しかしフラットさやアンビエントの多さは変わらず
DJ swing『凄くわかりやすいです』
中略
DJ swing『このjantzenの赤いコンデンサ持ってますね』
ちょっとウルトラハイが浮きぎみなんですよね、叩くとほら、ビーンと。制震するとまた違いそうですが…
DJ swing『わかりますね、今銅箔とパルシャット巻いてます』
やってますねえ。磁性体ノイズ吸収テープは結構音が重くなる印象がありますがパルシャットはどうです?
DJ swing『そういう傾向は無いですね。でも沢山使うと繊維的な音を感じます』
…などと言うようにそこらのオーディオファイル顔負けである。
音楽制作畑の方々と色々お話しして思うのが『好きな音を出すことが目的ではない』ところで、また面白い(凄い)ことに各々の認識のブレが極めて少なく、また音に関する思考的には魔界のそれと近く非常に話が通じやすく楽である。
今後も音楽制作畑の素晴らしい方々と交流をして後学としたいですな。