ルームチューニング材短評 Yamaha


以下はACPの事である。TCHはそれしか寸法的に使えない時以外存在価値が無い。

凄まじいルームチューニング材。無論欠点も沢山有るし脳死で使える全能の神器ではないが。

まず『低音もバランス良く吸い』というパネルがどれも空虚な過去の遺物としてしまった。80から4000Hzまで『のみ』を均一に吸う。しかもこの薄さである。ヘルムホルツ共鳴の恐ろしさである。ヘルムホルツと膜振動さえあれば空気層吸音壁とか要らないのではないだろうか?

QRDでもこの芸当は出来ない。

ルームチューニング三種の神器はQRD、ASC、Yamahaである。日本音響の棒はそれに次ぐが奴は四天王の(ry

五人目はサーロジック

さて、欠点1は『反射音が最低』な事。1次反射には厳禁処かツイーターや頭と近しい高さにあるべきではない。横置きにする分にはセーフ。

出来れば何かで覆うか家具、カーテンの裏に隠したい。ヤバいクスリみたいな扱いである。何か有らばいつでもトイレに流せるようにしたい。

次に『完全すぎて高音がむしろ増える』ことである。かなりライブになるので、残響のf特を色々な資材でチューニングする必要がある。まあそれはどんなルームチューニング材でも同じ、むしろルームチューニングの本質である。

最後に『やればやるほど超低音だけ残る』事である。80Hz以下には無力。

そう、AVAAで最後のピースが埋まるのですな


“ルームチューニング材短評 Yamaha” への9件のフィードバック

  1. YAMAHA5枚置いてみました。ムチャクチャ変わりました。
    書かれている通り、やかましい帯域は高域側に移動しました。高域を吸うには何をどこに置けば良いでしょうか?

    • おお、思いきりましたね!
      恐らくごっそり低音の何かが減ったかと思われます…が高音域の反射と取り残された高音域の相対的な増量でカンカンしてるはずです
      幾つか方法はありますが
      1.只でできる(というか私がやってる)裏技としてはまず横倒しにして壁の下のみに位置するようにしてみる

      下や上などは低音が主になるので高音の影響は減り、反射もあまり気にならなくなります

      2.ミスティックホワイト(完成品でも生でも)
      比較的低音から吸い、デッドになりにくい代物です
      完成品のパネルは反射面が優秀で、バランスに優れており悪影響がほとんどありません
      出物があればご検討の価値あり
      うちにも沢山死蔵してます
      3.サーモウール
      比較的安価(建材で使うくらいですから)
      ミスティックホワイトより高音域を吸うのでデッドに成りやすく実は使いにくい…が少量で効くとも言える
      4.QRD BAD
      QRDで攻守ともに優れたトータルファイター。魔界でもこれと組み合わせてますね
      これとかの裏にyamaha
      5.綿のカーテン
      あまり音に悪影響を与えず適度に効きます
      しかも安い!
      最初に試すのはこれでしょうかね

    • ありがとうございます。ひとまず横倒しをやってみます。
      ちなみにでBADは1時反射麺に使っていて、ファブリックの風合いがすごく気に入っているのですが、この類のファブリックがどこかで手に入らないものでしょうか。匂いも手触りも最高です。YAMAHAに貼りたいです。

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