DC電源レビュー~オーデザ、というかオーデザレビュー


取りあえず簡単に手に入り比較的良心的な価格のリニア電源では最高の特性です。特性だけなら最強説。かなり売れてるのではないかなと思います。まあ特性で語れるなら苦労はしないし特性のみでオーディオを語る奴はオーディオエアプなんですけどね。いるでしょ?

さて、そんなわけでオーディオデザイン。使い途を限定すれば確かに良く出来ている。クリーンですね。

しかし…悲しいかな電流供給能力が足りないのか余程用途を限定しないとカスカスしてますな。クロックとかに限定しても微妙。RR-777位かな…ネガが出ないの。もちろん今話しているのは大電流版の方ですよ。

要はトランスやコンデンサが追い付いてないんですね。トランス容量軽視の設計者ですが、リニア電源はトランス容量も然ることながらそのトランスの品質で鬼のように音が変わる。

え、辛口だなって?

我輩はオーデザの黎明期からのファンです。謂わばインディーズからの追っかけ。ブログも全て読破してますな。そして相当コンポーネント買ってます。初代のパワーとプリは良かったです。マンションの一室で試聴にも行きました。トイレに著作も置いてますよ。ネコがかわいい…ふふ

その上で残念ながら『オーディオから長いこと離れていた感がありありで浦島太郎的な…直截に言えばオーディオ知識の素人』であることも知っています(初めはケーブルで音が変わらない、からスタートしてAET小原氏にイベントで電源ケーブルを借りて音が大きく変わることを知り…とかでしたからね。)

そして知識が足りないが故にブログで間違いを連発していたりします(技術とかでは無いですよ、そこは凄い。あくまでもオーディオ的な知識)。さあ、何処から書こう…ではHARBETH

>このSPをしばらく聴いてから、804D3やPL-200に戻すと音質自体はいいものの、かなり淡白な音で物足りない様にも聞こえるから不思議です。

ただHarbethの音というのは中高域の歪感や濁り、超低域の迫力不足がどうしても気になって、これを使い続けるのはアンプメーカーとしてはちょっと?という気がしました。

こういった箱の鳴りを利用するのは(というよりそこまでこだわらずに作ったら、結果的にこうなったということかもしれませんが)悪いことではなく、例えば中低域のミッドウーハーなどはこういった”鳴る箱”もいいかもしれません。


いやいや、止めてくださいよホント…

HARBETHは世界で最初に近いレベルでコンピューター解析によるでスピーカー設計してます。エンクロージャーもMDFの間に共振周波数おと剛性の異なる軟性素材を複数組み合わせる事に依り剛性と重量に頼らず共振周波数等をずらして響きを活かしつつ不要共振を殺す為、徹底的に耳でチューニングされてます。

後ね、triode 300Bシングルが合うってマ?HARBETHは石のアンプ前提でつくられてますよ。ハーウッドもアランショーも書いてますが。バランスの極まったブリカス大英帝国の永い歴史に彩られた音楽的感性による安価ですが品の良い渋いプリメインアンプ達ですな。シングルアンプだと全く駆動できないです。

木っ端微塵でごめんなさいね、プリッ☆


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