ルームチューニング材短評 krypton


最初に買ったメーカーであり、初代から大体全て持ってました。吸音材ミスティックホワイト(ダイニーマ)がウリです。データを見ると特に低音を吸うわけでもなく何も良さがわからない。ですがウールとかと比べるとブラックホールのような吸音と、その割りに何故かそこまでデッドにならない不思議な材質。

なおこの物体はPOWERSHIELDと言う名称で防弾用で使われています。今更ですが、我輩詳しいですねえ。

途中の製品からリバーシブルで反社面と吸音面で選択出来るようになりました。これが結構良く出来ています。

まずコンサートホールですら施工しないと音は良くわからず、あとで色々と修正します。なのでリバーシブルな事は凄まじいアドバンテージ

そして以外に反射面が優れてる。 ただの有孔ボードに生地貼っただけなんですがね。反射音が上質で響きの方向性などをコントロールできて良い。

と此処まで褒めといて、手のひらを返します。風の流法!闘技神砂嵐!!!

上記に嘘はないのですが、これは中級者までのお話。あなたがスピーカーセッティングを極めたとしましょう。耳で聞き分けミリ単位以下でセッティングする域。

こうなるとkryptonならず大半の置き型軽量ルームチューニング材はかなり使いにくい。

何故なら『ルームチューニング材がずれるとスピーカーセッティングもやりなおし』だから。左右対称かどうかではなく部屋の音響との兼ね合いがスピーカーセッティングの本質なのでルームチューニング材がずれたらスピーカーがずれたと同義です。

というわけで、壁に貼るとか固定するタイプ、あるいはANKHのように重いタイプが最後はいいんです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です