ケーブルの『流行り』後編


メリークリスマス!!!!!

ケーブルの流行りは色々と変わっていったがstealth、NORDOST…特にODINあたりが流行ってから特に「輪郭、可視化」が顕著になっていったと思う。しかし銀と空気絶縁もしくは軽量薄型の被覆構造が流行り、銀らしい超高域の散布が幅を効かせ始めた。

こーゆーのとかね

そして更なる今の流行りは「さらなる可視化とパワー感、ナチュラル感」のようだ。機器もそういう路線が多くなってきたように見える

それらを両立するためには銅のほうが都合が良いらしく、ヨーロッパあたりでは銅が再流行していると思う。(なおオーディオ文化後進のアジアでは絶賛金シルバー、ゴールドがブイブイ言わせている。)しかし「更なる可視化とパワー(低音の鳴りと沈み込み)」は性能が上がってそうなったわけではない。音作りである。

ODINらの時は空気絶縁系と銀の相乗効果での手法(自然さよりハイエンドオーディオ臭さ)に対して昨今の流行りは全く違う手法でハイエンドオーディオ感はないがアンビエント成分を削り勝ちである。

大抵「凄い音」とは「生音と比較し何か付加ないし欠落してバランスを欠いた音」である。しかし「凄い音」と思わせねば大金を払わせにくい。超最近の物だとsablon2022年版は顕著だった。

しかし自然な音を愛する人々もやはりヨーロッパには一定数居るようで、素晴らしいケーブルが出てくる。

古くはcardasは自然派筆頭だし、Jormaもその部類か。

最近ではluna cables (知ってる?)は日本にも輸入されているが大変自然で実にスンバらしい

スターウォーズのように「ハイエンド基調派」と「自然そのままの音派」はいまだに殺し合いを繰り広げているのだ。

次回Luna cable レビュー


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