スピーカーの箱の形式1


これは面白いし役に立つので連続して書こうかなと思いますな、偏見も多いし

スピーカーエンクロージャーのタイプって色々有りますよね

ざっくり上げると

  • バスレフ
  • 密閉
  • パッシブラジエーター
  • バックロードホーン
  • TQWT
  • トランスミッションライン
  • 後面解放
  • 平面バッフル
  • コンデンサ型の様な平面bipolar

私はスピーカーは詳しくない白痴ですがそれでも細かく上げればあと数倍は細分化出来そうです(音響抵抗型とか分類し難いものもある)

axiom80 音響抵抗型箱

とは言え今売ってて広く選択肢があるのはバスレフと密閉ですかね、設計、使いこなし、セッティングも(比較的)容易で平均点が高く出る今様のユニットが向いた残るべくして残った形式です

(ウルトラなマグネットで超軽量コーンの贅を尽くしたユニットとかは逆に向かないがそれはそれで使い手にウルトラな知識が必要となるのでお勧めしない。アンプもステサンやハイエンドショップの機器では厳しい)

ユニットだけで$70000、ウルトラである

さて、では密閉とバスレフ、選び方は?(なおサブは密閉しか認めない)

わざわざこんなありふれた議題かつ面白くも何ともない結論を書こうとしているが、取り分け評論家が何の役にも立たないので…割りと知識が素人以下で危険な水域である

まずは密閉の有利な点はこれだけ書くと当たり前なのだが収束が早い(事が多い)

YGは特に測定上すこぶる収束が早い

早いのよ

速さの指標も色々あるけどね

反則だが神速のインパルスならQuadあたりでこれの前にはYGでも立ち上がりがゆったり

だが密閉にも欠点がある

測定では出ないが背圧で低音が詰まりぎみになりやすいのだ。(特に容積の狭いアコースティックサスペンション系などは顕著、オーディオマシーナとか分かりやすいかも。逆に大型密閉はそんなことはない。)

逆にバスレフは背圧の影響が少なくある意味自然に近い音の感覚と振る舞い。

測定で出るところだと背圧で歪みは上がりやすい。まあホントに背圧の影響を無くして超速ユニットを味わいたいなら後面解放かQuad(しつこい)

余談だがチミ達有名ブランドオーディオしか知らない人々に有名な後面解放の(音響抵抗との間だが)スピーカーがあるぞよ

ルーメンホワイトのダイヤモンドライトである。好きな人は多いのではないかな。背圧の影響が少ないが故に爽やかな音である。低能率なので早くはないが。

選択の肝は広さや音量もかなり影響するがやはり「オーケストラ」と「打ち込み」のどちらに比重を置くかですわね

打ち込みは自然界に無いような速さの矩形波のような低音がある。必然的に密閉

逆に言えばオーケストラのように元々収束が遅く、また自然さを極限まで必要とされる物はバスレフは有利ではある。B&Wも測定では微妙だけど近代クラシックモニターとして不動の地位。高調波再生に優れ音色の描き分けは強いし。なお測定は微妙が故にセッティングは高難易度なのであまり初心者向けではないと思うの

まあ本来のクラシックモニターはQuadなんやけどな。買おうQuad ESL!!


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