CPU冷却反則技&高クロック試聴


20cmもの大型ファンである!

これを最強ファンレスCPUクーラーたるNH-P1の上にアルファゲルでアイソレーションして置いてみたのです。

電源はから(IFI ipower2)12V供給している。マザーから取ると電源汚染が甚だしくてかなり音質悪くなります。

さて、置いてみたことによる音の劣化はどうか?音は変わった。CPUクーラーがゲルで制震された音がする。また荷重でf0の変化もあろう。ただ劣化は感じない。

これでサーマルスロットリングを起こさずクロックを上げて音の実験をしようという魂胆なのです。

この最強クーラーに12cmの3倍近くある風量の20cmファン、恐ろしく冷える。14900KFのPコア5.5Ghz×8、Eコア4Ghz×16位では40度程度しかない…やべえなコイツ。そこらの水冷より明らかに冷える。さすがNH-P1。

クロックを現在は24個のコアをオール3Ghzに統一していた。では思いきって4.5Ghz&4Ghzに上げてみよう。この程度だと我輩の体温より低いですけど?なお今は人間の義体を使ってるので37度程度である。

試聴…パワーが上がりしっかりした。特段ネガはない…ほんの少し歪みがあるようなないよつな…我輩の歪み感知能力はヒトの域を遥かに超えているので我輩がその程度なら絶対に誰も聞き取れない。位相がしっかりした印象だ。後程もう少し精査する。

ではPコア5.5Ghzまで上げよう。多分6Ghzでも大丈夫そうだなコレ。

試聴…うーーーーーーーーーん!?

基本的には軟らかく、また解れて音数は上がった。良い傾向と捉える。が、さっき増えたか変わらないか微妙な判断だった歪みが『明らかに』出ている。

ただこの歪みは感覚的に非常に高周波だ。無論Ghzとかは我輩の魔力でも感知出来ない笑 そも歪みは純粋な音ではなく動的に出てくる混変調ノイズみたいな物が多い。そしてこの高さの歪みは多分ほとんどのヒトが聞き取れまい。20年間の中で多くのオーディオファイルや近年はそこそこのエンジニアと出会ってきたが歪みをハッキリ聞き取れる人間はゼロだろう。一人か二人、何と無く存在を無意識に認識出来るかも、位ですな。

なので高高周波クロックは試す価値はあります。今のところ4~4.5Ghzあたりに正解がありそう。またそのあたりが一番低音などのパワーが何故か強靭です。

何故5.5Ghzで歪みが出ているのか???

高周波でのノイズ放射量上昇か?

理由は定かではないですが多コアそこそこのクロックが良さそうです

ただ色々と試行して聴いてる限りこれでepycの96コアとかにしたところでそんなに良くならない予感がします。メモリオーバークロックの方が遥かに根源的な影響力があります。後はクロックvs帯域幅の勝負ですね。epycやxeonは8チャンネル可能ですがECC自体がレイテンシなどで不利なこととオーバークロック出来ないので4800とかで運用するしかない。しかし人柱になるには高価なのでなかなかやる気が…


“CPU冷却反則技&高クロック試聴” への2件のフィードバック

  1. この発想は賢くぶっ飛んでらっしゃいますね
    これぞまさに最大級のトップフロー空冷!
    天晴痛快愉快でございます

    見た目も何やらやけに幻想的で未知との遭遇やブレードランナーが想起されました

    うーむ・・・冷え具合は驚きの効果だがしかし、動作周波数は高ければ高いほど良しとは問屋が卸さなかったんですね

    もしもこの続きがあるならばいよいよ楽しみです

    • 確かにサイバーパンク感あふれる外観です笑
      AIに色々な角度からリサーチやシミュレーションをさせましたがジッターの問題かEMIの問題かなんともわかりません
      もっと詰めて結論を出します

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です