メモリBIOS設定追求


世間には掃いて捨てる程いると思われるオーバークロックガチ勢どもには笑われそうな内容だが、我輩含めて多くのPCオーディオ愛好家はオーバークロックなどエンジョイ勢でしかないのだ。なのでこれを記すことにします。

8400mhzを謳うメモリを買ったのに、初め普通にXMP tweaked設定でやったら何と7200Mhzまでしか上がらなかったんです。不良品を掴まされたわけではなく、色々やったら8400も全く安定して使えるようになりました。

その色々やった内容がオーバークロック界隈から見ると当たり前で噴飯物かも知れない。オーディオ界隈で『コンポーネントを重ねると音が悪くなったんです』とか言ってるレベルかも知れない笑

1.当たり前だが電圧上げる

VDD/VDDQは1.55V推奨。

耐えられるのか?超選別されたエリート高級メモリなら全然余裕です。

System Agent Voltage は1.35V推奨

2.memory trainingという項目の「Maximus Tweak Mode」 → Mode 2に変更

3.Command Rate(CR)を2にする

これが何故か激烈に効いた…

4.これは意外でした

CPUのクロック固定化!

変動が減ってIMCの負担が減るのか?理由はさておきこれも効きました


というような具合です

さて、散々書いてますがメモリのクロックはめちゃめちゃ大切です。でももうひとつの山、タイミングというのがあります

例えば8000mhzでタイミング(レイテンシ)をゴリゴリ詰めるのか?それともタイミング捨てて周波数を追求すべきか?

周波数以外あり得ません。

周波数をあげると滑らかになりつつ高密度で非常に実体感が出てきて色彩感もありこれは誰が聴いても素晴らしい向上です。真の意味の古典的アナログ(vinyl)的な変化です。しかしアナログではどんな大金を詰んでも敵わない基礎性能を持ち得てます。

ではタイミングを追求するとどんな変化なのでしょう?一言で言うとスッキリします。スッキリして歪みも減る感じです。それだけ言えば素晴らしそうですが、何故だかわかりませんが素っ気なく詰まらない音になりやすいのです。詰めるにしても限界まで周波数を上げてその追加でちょっと削るくらいが良さそうですね。


“メモリBIOS設定追求” への3件のフィードバック

  1. VDD/VDDQは1.55V推奨ということですが,「磁力の世界」のコメント欄では,「DDR5ならVDDQなど1.4ちょっと位が良い塩梅である経験則です」という回答をいただいておりました。

    オーバークロックのために1.55Vまで上げても大丈夫という話ではなく,検証した結果,「1.4ちょっと位」よりも1.55Vの方が音が良かったということでしょうか。

    また,Gear2かGear4か,実際のメモリ速度はどうか等に関係なく,クロック数値優先ということでよろしいのでしょうか。

    細かい質問で申し訳有りませんが, 回答いただければ幸いです。

    • 電圧単体では1.4V程度が音の塩梅は良いのですがどうしても高い周波数が出せません
      周波数の高さは電圧の大小より遥かに大きいのでこうなってます
      Gearですが2でやってます
      魔界ではまだCUDIMM使えないので…汗

      • 回答ありがとうございます。

        やはり,ベストの電圧は1.4V程度なのですね。

        Gear4はまだ検証できないということで,大変失礼いたしました。

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