“一体いつから壊れていないと錯覚していた?”
MANGERというスピーカーユニットがある
理想かつ究極の高速ユニットであり、Neumannのモニターである
“Neumannが売ってるモニタースピーカー”ではなく”Neumannのマイクをモニターするためのスピーカー”である。
音はウルトラマイルドでありながら金属の音が物凄く鮮烈。”真の高速とはマイルドこの上ない音”と言いたい。”ハイスピード”と感じさせた時点でそんなに早くないのだ。
そんな究極ユニットを開発者のMANGER博士が片Ch3発使用して点音源的音響を再生可能としたオリジナルをこれまた天才ヨアキムゲルハルトが共同で更に洗練させたものがMEDEAである。
凄そうでしょう?
そら凄いよ、これより壊れやすいスピーカーはこの世に無い。
まずMANGERユニット自体が凄まじい。なんと使用せずとも“置いておいただけで壊れる”
しかもそれを3発…左右で6発
壊れるというより初めから壊れている代物である。
買ってから半年後に買ったショップが平謝りして引き取って逝ったが、その半年間に稼働出来た日数、実に5日。
4回ショップに修了してもらい、ユニット全交換までしたが”到着した時には1個壊れていた”
実にスパルタンなスピーカーである。
これこそが真のモニターだ!
※追記
故障理由は明らかで、わかりやすいページがあったのでこれをご覧ください
●MANGERユニット
Audio Physic MEDEA のMANGER です。
このユニットは、ダブルのボイスコイルで振動板表面のリード線切れが発生します。片側だけ切れても鳴って居るので断線が判りにくい様です。
この画像もMANGERユニットで、裏面からです。
このユニットのもう一つのウィークポイントがビビリです。
駆動系と全面振動板の接合部分が剥がれてしまいます。
設計や接着剤の選択ミスかと思います。