色々とオーディオ界のネクロコミコンと言われる魔界のブログをありがたく鵜呑みにしてやっていただく事が非常に多く、大変嬉しいことです。特に壺とかバッテリーとかめちゃくちゃハードル高いのに。これからも頑張ります。
では取り急ぎここ一週間くらいでいただいたありがたいレビューを色々載せさせていただきます
・PC
>無事解決してバッテリー駆動のPCから音出し出来ました!NASやトランスポーターでは抗えないなんかすんごい音が出てます!まだまだ歪み成分が多いので24pinリニア、アース、ノイズ対策などしっかりとやっていきます。
>Win serverと比較しましたが、Rockの圧勝です。圧倒的な音数から生み出される非常にナチュラルな表現、スピード、ダイナミクス、正直Rock+魔界PCに変更してから音が良くなりすぎちょっと怖いぐらいです。はたしてオーディオでこれ以上に素晴らしいソリューションがあるでしょうか。そして、これから2台目のグラボ、MacroQ2個、高速ルーター、アクティブアース、JSPC SATAケーブル、リニア電源、リッピング専用PCと仕上げていく予定です。私は最近までメルコのNASを使っていた情弱でしたが、本ブログで救って頂きました、本当にありがとうございます。あのメルコのNASから出てくる薄っぺらく、実在感のない音が懐かしいです。笑
別途、24pinの電源についてご相談させてください!
☆バッテリーは本当に圧倒的です。CPUやグラボへの直供給の威力たるや数千万円のコンポーネントより遥かに根元的な威力があります。が、クリーン過ぎて24pinにATX使うとノイズが非常に鼻に付き歪みますのでリニアを用意せねばならないところがバッテリーその物よりある意味高いハードルです。
・壺
>もはや壺がないとオーディオになりません。また、ナタデココ(ゲル)も部屋中に散乱している状態でとても幸せです。
☆これだけ見るとカルト。いや、あの壺(レヨネックス)自体がバリバリのカルトですがね。ただ威力はこれも著しく、これが無ければ我輩もオーディオ辞めます。しかし良く買うよなあ。信用され過ぎて怖くなってきた。
・LANケーブル
>毎回興味深く拝読しています。LANケーブル利用のスピーカーケーブルを遂に作ってしまいました。結果は素晴らしい。アバロンダイアモンドが低域のレンジを広げて機嫌よく鳴っています。音場が広がり奥行きも深くなり、情報量も増えたようです。エレコムのLANケーブルを分解してツイストをもどして、片チャンネル48本づつ使いました。細線間の間隔をあけるためにトイレットペーパーの芯の周りに5㎜間隔で固定しました。作業が大変なのと見栄えは今一ですがスピーカーケーブルはこれで十分です。ありがとうございました。
>グルマンさま
早速エレコムのより線で作ってみました。端子はとりあえずオーテクの安いヤツで。これまでDH LabsのQ10を使ってたのですが、ぱっと聴きほぼ遜色なくてびっくりしてます。低域は量感が若干減った代わりに下まで伸びて、また音場が左右に広がりました。心なしかリバーブ成分の再現性が上がった気がします。ハイエンドケーブルは経験ないのでわかりませんが、ミドルクラスは瞬殺ですね。確実に良くなったのはそれとして、オーディオ商売に付き合うのが阿呆らしくなりました。すべてはグルマンさまの知見あってのことなのですが。
☆LANケーブル、値段の割には良いとかで勧めてません。値段度外視で強く勧めてます。その状況次第でハマるケーブルは違いますので基本的には3~4個の選択肢が必要です。周波数帯域とか収束の速度とか、あるいは残響のf特とか。お勧めを並べると
LANケーブルは『ニュートラル』『速度』『凄いクロックのようなピント』ではこれは最高峰です。最もモニター向き。
Jorma statementは癖はあるしニュートラルではなく遅いんですが、速度の問題が明らかにならない環境かつ特にアコースティック、クラシックの環境では神憑りの魔法をかけてくれることもあります。その癖が色彩感、極彩色となります。アースケーブルとして使うとその癖の正体が拡大して見えます。LANケーブル以上の周波数帯域を持つと構造の分析から思われますがそこから来る音数は多くライブに鳴ります。
旧high fidelity cablesは異様な低歪みと速度、ピント、ニュートラルさを持ちますがあまりにニュートラル過ぎてもうニュートラルかどうかわかりません。磁力で重さに頼らず確実に振動を殺すので癖が無さすぎて色彩感の付加もなくデッドに聴こえる。残響のf特を調え、特にウルトラハイを多くしないとデッドになり死せる砂漠となりうります。残響のf特の概念を造りだしようやく御せるようになりました。
SHUNYATAはLANケーブルにある意味近いケーブルですが比較すると多少遅く、またもっと積極的にエアーが多い。汎用的に名作。
後はwireworldですかね。silver eclipse以上。理想的にはplatinum。
どうです、LANケーブルと同格になるためのコスト。モニター的な聞き方だったり良いクロック使ってたりハイスピードなシステムなら試す価値しかない。安いから爆死しても無問題。
・サウンドパーツ真空管アンプ
>おかげで
ちょっと気になってた高域の倍音も素晴らしく透明で美しくなりました
魔性の音すぎて毎日ついつい夜更かしするほどスピーカの前に吸い込まれます
ベタベタですがwaltz for Debbyとか kind of blueとかど定番のものはやっぱり録音が素晴らしく、
結構いい音だなと思ってたRicky lee jones のpop popとかは
デジタル録音だなやっぱり、って感じで倍音があんまり残ってない
みたいなのがくっきりはっきりエグいほどわかって、
昔からの音楽を聞き直しております
モニターより全然モニターな音ですね
ショックだったのが最近の自分で作った音の歪みの成分が多すぎたこと
アウトボードでのゲインを稼ぎすぎている、みたいなのが、
残念なほどわかりました
電源ケーブルもノイズ対策もかなりやっていたつもりでしたが、
歪みの成分が全然聞き取れていなかった、
というかBM 6Aかなり歪みがあリマス
もちろんOver Driveという意味の歪みではないのですが
位相の歪みっていうんですかね?
まあとにかくとても心躍る環境になってきてます
感謝感謝
☆サウンドパーツEL130ですね
エンジニア様です。我輩は大いにパッシブを勧めてますが(というか一般的なイメージと反対で余程予算がない限りパッシブのほうが安くて音が良い。)まさかサウンドパーツ行っていただけるエンジニアが居たとは驚きました。
レビューのように根元的な能力がアクティブとは雲泥の差です。好みの差ではなく絶対的な地力が違う。一般的アクティブモニターが良く見えるとかとんでもない。基本的には歪みによる輪郭付加でシャープネスのようにクッキリ見える気になるだけで細かい音は吹き飛び、また歪みのせいで歪みに気づけません。
しかしエンジニアの系譜(上司や大手含め)はそのノウハウが途絶えたので情報が手に入らず盲目的に使わざるを得なかった、というのが多くのエンジニアとお話ししての印象です。
もっと発信しないと行けないのですが伝えたい情報が多すぎて何から話して良いのかわからないんですよね。怖くないのでバンバンリクエスト下さい。
“レビュー色々” への11件のフィードバック
コンデンサが短評しか無いので膨大なコンデンサのおすすめやレビューガチったやつ欲しいです。
これは…猛烈な規模になりそうですね…
余裕で本書けそう笑
書きためておきます
オーディオネクロノミコン、いつも楽しく拝読しております(SAN値0)。
コンデンサの話が出ているので便乗させてください。
過去記事を拝読してAC電源用のフィルタボックスを作ろうかと考えているのですが、定数の選び方で悩んでいます。
コモンモードチョークは(少なくとも理屈上は)脳死でなるだけでかいやつを入れとけば問題ないと思うんですが、ノーマルモードの方はあまりインダクタンスLが大きいと肝心の商用周波数帯まで電圧降下するのと、キャパシタンスCの選び方によってはかなり大きいQが生じるのが悩ましいのです。適当に「こんなもんか」と選んだ定数で計算してみると4kHzあたりが10倍近く増幅されてこれは真面目に計算しないといかんなと。
とはいえ一般家庭で生じるノイズは主に数百kHzのスイッチングノイズと数MHzのインバーターノイズくらいなのか?と考えると、数kHzでの高いQは問題にならずむしろ高域での減衰率が高くなって音質的には良好になるのだろうか?とも考えられてしまい、どうしたら良いのか分からなくなってしまいました。
現状、実際に作成してはいない机上の空論の段階で、最終的には耳で判断しろというところなのかもしれませんが、定数の選択についてグルマン様のお考えがあればご教授いただけないでしょうか。
ご愛読ありがとうございます、イアイア
ノーマルモードはおっしゃる通り(コアの選び方次第ですが)交流電圧を下げうります
とは言え余程の規模でなければ、例えファインメットの暴力的インダクタンスでも50~60Hzにおいて実用的に問題がない降下かとは思いますが、まさにCは難しいんです
Qがとにかく問題になります
これは聴感的にも(使用箇所次第ですが)明らかです
基本的にはおっしゃる通りで、あまり大きくない方がいいです。大きいと(使用箇所次第ですが)明らかに癖が出ます。共振周波数が低くまた大きくもなるからでしょう。
単品のコンデンサなら0.1~0.47μFが成功率は高いです。基本的には0.47を使うことが多いです
ただ本当に全力でやるときは猛烈に色々なサイズを使います
0.47μから1/5~1/10の容量でスライドして5段くらいやったりもしました。無論ピコの世界です。双信SEコンデンサとかもつかいましたね
なお積層セラミックコンデンサはお勧めしません。
さっそくのお返事ありがとうございます。
やっぱりQは悪さをするんですね……。
おすすめいただいた通り0.1~0.47μF周辺で色々試してみたいと思います。0.1~100μFのローラーは普通に心が折れるところでした。
おかげさまで、シュガー・グレーズド・ドーナツならぬ蜜蝋グレーズド・チョークなど試してみたいことがたくさんあります。
本当にいつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
200μFくらいまではローラーに近いレベルでやりました。
しかし、Qにまで踏み込む人は稀なので素晴らしいですね
グルマン様
初めまして、Nagarjunaと申します。
QAA製品の寿命について教えてください。
先日、貴ブログ記事を拝見して、ものは試しと
QAAシートを買ってみました。予想外に効果があり
びっくりしています。ストレスが減る感じと
音の靄が晴れる印象です。
グルマンさんはQAA製品を初期からお使いですが、
HP記載のように3ヵ月程度で効果が減衰し寿命が
きていらっしゃいますか。仮想アースなど数十万円
する製品が3ヵ月程度で寿命では、導入が難しいです。
ご教示を宜しくお願い致します。
ご愛読ありがとうございます!
物凄いでしょう
あれは使わないと絶対にわかりません
最初に貰った品でも効果はまるで落ちてません
しかも売っているCDでの小細工はしてないです
今のところ2年は変わらない印象ですね
グルマン様
ご教示をありがとうございます!
忖度無し・正直ベースのご回答ですね。
おかげで、QAA製品増設へのハードルがグッと下がりました。(実際、寿命が短か過ぎない方が間口が広がって、ビジネス的にもよいはずと思います)
かなりの効果があることは確実なので、使いこなしを貴ブログの情報を参照しながら、色々と工夫してみたいと思います。
Nagarjuna拝
グルマン様、直接ご相談したいことがありますのでXでDMさせてください。つきましてはフォローバック頂けると助かります。
追伸、AIM3のUSBケーブルを剥いた使用したら音の激変ぶりにぶっ飛びました!勇気を出して剥いて良かっだです。本当、全員におすすめしたいです!
おお、やりましたか!
とんでもないでしょう?
設計者も知るよしもないですね
DMおまちしてます