外部アンプ方式モニター


良くできた例外を除けば多くの場合、アクティブモニターは粗雑です。粗雑なモニターだと音源から粗雑な音が出てもわかりません。

理由はいくつかあるでしょうが、アンプのサイズによる限界とコストでゴミのようなアンプであることと、揺らされる事にあるのでしょう。考えても見てください。ユニット直近でダイレクトに揺らされるゴミのようなアンプ。鬼哭啾々です。

ただアクティブの良さもあります。それはマルチアンプ方式であることです。マルチアンプとは要は『クロスオーバーネットワークを介さずチャンデバ→アンプ→ユニットと直結されているもの』ですな。めちゃくちゃ広義では…当システムもマルチアンプですな。

それは凄まじいアドバンテージです。なので上手く作ってある…例えばハイエンドコンシューマーのLinnとかのアクティブはなかなか素晴らしい音を出しますし。モニターだとムジークのデカイ奴も路線はまるで違いますが良いですね。逆に言えばそこまで行かねばならないわけで、高くつきますね。

そもそもマルチアンプとは高級品、オーディオの極北、というか無間地獄です。今のところメーカー除きまともなマルチアンプは一回しか聴いたことありません。それだけ困難なわけですね。

ただ先述のアクティブの欠点は、アンプを外部に出すことだけで解決します。というか何故外部に出さない?意味がわかりません。

では既製品でそういうスピーカーは無いのか?

あります。例えばamphion oneシリーズ。あるいは…潰れたのかわかりませんがeggシリーズというのもありました。

もちろんアンプは大したものではないです。なので限界は思いっきりあります。(anaview社の物にスイッチング電源、amp700だと700W程の物)しかしBookshelfのアクティブが搭載してる物とは雲泥の差でしょう。

eggはもういないじゃない。なのでamphionを見てみましょう

one12ですね

なおこのf特はメーカーホームページの物なので信用は出来ません。だってこんな高域きれいなわけないもの。後述のグラフでそれは明らかになります。

全機種聴き比べなどしてないので(したい)各種測定値や膨大な経験則の合算の話ですが、オススメはone12~15です。18はアウト。あとtwoもおすすめしない。仮想同軸は垂直方向がグロい事になるので好きではありません。自然からかけはなれます。これは1000万クラスのとある仮想同軸スピーカーの垂直方向の指向性

いくらツイーターの指向性コントロールがあっても18だと繋がりません。個人的にはBookshelfのウーファーは12cmが一番好きです。

oneはあまりデータがないので一昔前のargonシリーズを見てみましょう。

これは15cmウーファーで、多分セーフでしょう。限界かな。指向性はかなり優れてそうですね。何だかクロスオーバー帯域がへっこんでるのがきになりますが、一番気になるのは20khzの共振と10khzあたりが盛り上がってる所です。最近の指向性コントロールスピーカー(コンシューマーの)は何故かハイ上がりにするのが流行りです。Persona社とかね。指向性を絞った分音響パワーをフラットにしたい…のか外連味をつけたいのかは不明。いずれにせよ部屋を含めた残響のf特のコントロールが必要です。まあなんのスピーカーでも不可欠ですがね。

5khzのトゲに目をつぶればすさまじく整った指向性です。なおone18だけ測定値がありまひたが死んでました。南無三。

無論サブウーファーは必須です。まあそれを言ったらどんなスピーカーでもサブウーファーは必須ですが。

で、音ですが…まああんま良い環境でなかった上に実は聴いたのが12か15か覚えてない笑のですが、ハイスピードかつ位相もかなり優れていました。パッシブラジエーターでしたしね。その時はデータも何も知らなかったのですが、まあちょっとチタンツイーターらしい脚色は僅かにあり、そこは難でした。それは古いWilsonもfocalもチタンツイーターは総じてある問題です。アルミのほうが設計次第ではより高い帯域に共振を持っていけるし。

そこに目を瞑れば基礎クオリティは外部パワーアンプの甲斐もあり、そこらの普通のアクティブモニターが到底勝てる水準ではありません。音も細かいし、タイムアラインメントは結構良く出来てて近接でも行けてて奥行きもかなり出やすいと思います。また実績もありますしね。

ただここまで来るとパッシブでいいじゃん、となる。強敵が沢山居ります。でも試す価値は高いかな、と。そこらのアクティブ買うならこっち買った方が絶対に作品の音のクオリティは上がる筈。


“外部アンプ方式モニター” への30件のフィードバック

  1. アクティブモニターは粗雑です。
    →マルチの良さはスピーカー駆動の時最適なアンプで動かしてあげられること。
    鮮度がある。

    駄目な所は、逆起電力をもろ喰らう事かな。
    だから、逆起電力対策は必要に鳴りますね。

  2. ところで、もうすでにどこかに書いてあるのかもしれませんが、すでに膨大な量になってるので、全部は読めてないので、重複してしまうかもしれませんが、
    DAコンバーターはどんなものがおすすめでしょうか?

    私は現在インターフェースにプリズムTitan,RME UFXを使って
    ADはforcell Adとprism dream-1

    DAにはdangerous da2 と古いのでほとんど使ってませんが、
    Prismのdream DAー1を使っています

    すでにお聞きになられてるとは思いますが、私の使用感は
    Prism dream da1 は古いですが44.1 48 ならば今のコンバーターと比べても素晴らしい太くてアナログな音を聴かせてくれますが、
    最近は192で作業することが多いのでほとんど使ってません。

    Dangerousはdreamよりもずっとクリアですが、クリアな中に、
    独特のカラーがあり、また倍音はprizmよりは結構細いですが、
    なかなか良いとは思っています

    La vry goldとかも好きですが、高価なのもあり、所有してはいませんが、 crane song Solaris なんかも気になっています

    グルマンさんなら色々聴かれてると思いますので、
    もし何かこれはすごいぞっていうコンバータがあったらご教授頂きたいです

    最近のクリアーなコンバーターもいいですが、dream da1のような、太くカラーがあるようなアナログ的な音も大好きです
    そういった192以上のコンバーターは心当たりはありますでしょうか?

    またグルマンさんレベルからだと、solarisあたりはどの様に感じますか?

    またクリアー系でもすごいのがあれば教えていただけたら幸いです

    あとクロックも良さげなのがあれば是非知りたいです

    • なるほど、大体好みはわかりました。
      ではそれぞれの音を(ちょっと聴きですが)
      prism DA2は名作です
      全体の中では明らかに太い方ですがニュートラルの範疇で歪みも多くはなく音場的にもなかなか優れています
      lavry DA924はなお太く色彩感がありアナログ的です
      クリアさなど現代的な性能では最高ではありませんが、この音楽性と性能を併せ持つとコンシューマーハイエンドの非常に限られた高額品になってしまいます
      ただ上記までの製品は古くて特にlavryは48khzまでしか性能を発揮できないので音以前に今は使いにくいですね

      dangerousは低音がパワフルかつ現代的です。音場も広くクロック関係、電源ともにかなり良くできているのではないかなと現行ではかなりお薦めの製品ではあります。
      crane songsはこの土俵で殴り合えるにはちょっと駆動力に難があります。多分電源が弱い。
      burlは傑作です。
      クリーン、スムース、ニュートラル、それなりのパワー、なにより奥行きなど位相関連に優れてます。特徴もなく面白くもありませんが、これが原因で何かエンジニアリングの脚を引っ張ることはないでしょう。

      • 返信ありがとうございます

        なるほどdangerousもおすすめなんですね。
        確かに使いやすいです。Hikiでクリアーです。が、
        Prismのdream DA1は90年台のDAにもかかわらず、
        好みにもよりますが、音楽的、映像的、芸術的という意味では、
        音楽やジャンルによっては今でもdreamDA1の凄まじさにやられます。
        ですのでクリエイティブには使えます。
        でも48kまでというネック。
        でも現代のコンバーターではやはりこういう音の傾向はあんまりなさそうですね。
        ディスクリートのDAとかもある様なのでどんなものなのか気になっていましたが、、

        でもdangerousも良いのでグルマンさんもおすすめとのことでひとまずはこれで行きますかね、、笑

        クロックはantelopeのルビジウム10Mとかも気になりますが、
        流石に高価なので導入には気軽に踏み切れませんが、
        今のシステムではクロックを入れていないので、
        どうなのか検討していました

        Forcell MAD をマスターにすると全体のバランスはいいですが、
        高域がわずかに突き出るような、高域が前に出る様な感じになります。ほんのわずかにedgyになります

        Dangerousもクロックに自信があるらしいので、
        マスターにしてみますが、音は太く、低音も出ますが、
        全体的に丸っこいサウンドになります

        クロックを使ったことないので実験的にapogeeのbigben192でも入れてみようか考えましたが、(今では割と安価で手に入りますので)
        そういうものって試聴されたことありますか?
        このシステムに組み込んで果たして効果があるのだろうかと。
        ANTELOPEのもうちょっとリーズナブルなクロックも気になりますが。
        他にマニアックなクロックをグルマンさんならご存知でしょうから、、、

        あとtitanとかはデジタル同期、RCAのspdifしかないのですが、
        AESのXLR端子の方がなんか雰囲気的に良さそうな感じがするのですが、RCAにしてることでディスアドバンテージはないんでしょうかね。

        RME UFXはAESがついているので使えますが、
        RMEの特性もあってか素直でレンジが広い感じがします。

        これは好みなんでしょうが、、

        グルマンさんはデジタルケーブルなどは何をお使いでしょうか?
        AES spdifともに

        • 確かにlavry goldやprism dreamsは格が上ですからね
          DACには何故か格としか言えないものがあります
          1990年代の最高の物と似たDACは現行にはありません。特にやはりdiscreteのDACはやはりそうでないと得られないものがある。もしくはFPGA使用だと電流も多く流せ強いものは多いです。ただし、discreteならば良いわけではなく駄作も多々ありますが。discreteにしろFPGAにしろ良くできたDACは高いのです。

          さて、クロックですが散々聴いてます。apogee big benも持ってましたね。大分昔ですが…
          10Mhzと44.1~192khzに分けて考えましょう。
          なおクロック設計が優秀なDACは10Mhzクロックの力を存分に引き出せますが、クロック設計が微妙だと(入力があらば)192khzなどでクロック入れた方が良いです。dangerousあたりだとそこは優秀でしょうから10Mhzで入れる価値がありそうです。
          おっしゃる通りforsselのDACは元々フォワードな音ですからそのクロックをマスターにすればそうなるでしょう

          さて、お薦めの10Mhzですがメーカーは一択です。これ以外の10mhzクロック買うのは愚かです。…そうcyber shaftです。クロックの低位相ノイズが桁が違います。antelopeの最も高いクロックはcybershaftの最低の物に劣る数値です。他の高額なメーカー、例えばabendrotの今なら500万はするでしょうが、そのクロックよりcybershaft20万の方が音もスペックも上回ります。
          ただcybershaftは見事なまでにランクと音が相関します。
          次点でMUTECでしょうか
          此処のも素晴らしいです
          まあcybershaftが手堅いですかね

          デジタルケーブルは…難しいんですよね
          いや、玉石混淆という言葉がありますが、デジタルケーブルは最も石が多いです…というかほとんど石。
          そして私も使ってる圧倒的なメーカーはhigh fidelity cablesです。野球なら甲子園に今の完成された大谷を投入したくらい他と隔絶してます。
          high fidelity cablesのデジタルケーブルは最廉価でも他の全てのメーカーが相手になりません。不調な大谷に勝てる球児など居ません。ただこの主宰がカナダに夜逃げしまして(二回目)変わった方法でしか買えません…
          次点で値段はさておきNORDOSTとanalysis plusですかね
          後者は安いです
          一番上のcrystalなんちゃらでも3万とかで買えたはず。
          そして音は非常に高密度でパワフル、色彩感が凄いです。かなりプロ好みの音ではないでしょうか?
          まあ実際今はプロ用にやってますが。

          • おおー早速ありがとうございます
            大変参考になります
            以前グルマンさんがお勧めされていたAIM?のUSBにしたら
            それまで使っていたアコリバよりも圧倒的に良かったので
            それ以来いろいろ記事を読ませていただいてます

            まだ皮を剥いたりはしてませんが、それでもずっと良いですね。

            Forsselのスペリング私間違えてましたね笑

          • しかもcybershaft 日本の会社なんですね
            インディペンデントな部分では日本の会社まだまだすごいですね

            調べさせていただきます

            ありがとうございました

          • 皮むくの勇気かなり入りますね。
            Unibrainとかで試してみますかね
            カッターで向くと良いですかね?
            ケーブルストリッパーとか使われましたか?

            それと、クロックの10MHzについて何もわかってなかったですが、
            10MHzのクロックでも192kHzとかに合わせられるのかと思っていたのですが、そうでもないようで、192kHzとかの機材にはどうやって使うのでしょうか?

            MUTEKとかに入れてリクロックとかするんでしょうか?

            ど素人のトンチンカンな質問すみません

            何もわかっておらず、ちょっと調べた感じもよくわからなかったので、、、

          • カッターで十分です
            めちゃくちゃ簡単なのでご安心ください

            クロックですが、ようは最終的には44.1とか192で使うのですがそれを作るためのベースとして外部から10mhzを入れてより低位相雑音のクロックを作るんですね

            Dacによって10mhzか44.1~192khzの入力があるのは後者の方がもう徹底的に外部のクロックに頼ります、ということで必然的に後者の方が音の変化は大きいです
            なお44.1~192khzのクロックも10mhz入力があるものもあります

          • お答えいただきありがとうございます
            ということは、
            Dengerous convert-2,Prizm titan forssel には10MHzのクロック入力端子がないので、
            例えばこういったもの
            https://www.hibino-intersound.co.jp/mutec/3684.html

            MUTEK MC-3+ の10MHz入力にcybershaftなどから10MHzを入力して
            リクロックして A/D D/A コンバータやインターフェースそれぞれにケーブルで
            分配するという理解で正しいでしょうか?

            クロックを入力する際も最上流の機器だけに入力するよりも、
            やはりそれぞれに振り分けた方が精度は高いのでしょうか??

          • 悩ましいですね…
            DDCを使うか、DACのワードクロックインを使うか。
            経験的には余程…1000万クラスのDAC笑でない限りはUSB入力の品質は良くないですのでDDCに10MHZを入れてDACに繋ぐのは劇的に良くなります(というか私がやってます)
            dangerousも幾らクロックに自信があろうが低位相雑音のクロックはめちゃ高いので大したものは積んでないはず
            そして多分ワードクロック部分は『外部のクロックは要らないぜ』と自信があるようなので入れたら良くなるでしょうが優先権は下がりそうですね
            問題はどのDDCか、です
            在庫がなくて買えてないのですが(はよ造れ)逢瀬のNU-DDCが現在地上最強のはずです
            私が現在使ってるのはSU-2というDDCの魔改造品ですね、といっても外部DC入力にカスタムで替えてもらい、ついでに中のコンデンサをちょっと交換しただけですが。

          • ありがとうございます
            DDCですか。
            今まで使ったことのない世界です
            SU-2 DDCは見た感じMUTEKのよりはリーズナブルで手を出しやすいですが、私の場合macの入出力にはtitanをusbで繋げているのですが、(録音もしますので)例えばSU-2もUSBで繋げた場合、2つ接続されますが、
            SU-2はサンプルレートのセレクトとかをアプリケーションで行う感じなんでしょうか?

            SU-2の場合10MHzを入れて192を生成して、
            AES or spdifで最上流の機材に繋げてクロックを同期させるという感じになるのでしょうか?

            逢瀬も良さそうですが、
            なんとなく機能だけ見ると
            MUTEKの方が音楽制作畑に向けて作られている感じで、
            私にとってはわかりやすいですが、(逢瀬のネットワーク機能とかHDMIとか何に使うのかよくわかりません笑)

            逢瀬のデータシートのノイズの低さもすごいですね。

            クロック周辺の知識はほとんどないので、せっかくお話を
            聞かせていただいても、まだうまく消化できていませんが笑

          • プレイバックのみならず無論録音も最高にしたいですよね、当然ながら。むしろ録音こそ最高であるべきです。
            となると…ここはdangerousやtitanに最高に優秀なワードクロック(44.1~192khz)を入力して、そのワードクロック自体のマスタークロック入力に素晴らしい10mhzなりを入れるのが理論上は最強の録音になるでしょう。
            無論再生も最強ですが。
            さて、問題は最強のワードクロックは何か、ですね
            10mhzを最大限に活かせる精度の設計でなくてはならず、antelopeはこの用途にお薦めできません
            antelopeは『音の良いJitterと悪いJitterがある』という趣旨で実際音質は好きなのですが極限を目指すスパルタンな話だと向かないのです。
            そうなると先のMUTECが良いでしょう
            非常に優れてます

          • なるほど、MUTEKを導入し10MHzはcybershaftが良さそうですね

            相談にお付き合いくださり大変に感謝いたします

    • ああ、ユグドラシルは…有名とは言いがたいですが我々の界隈ではそれなりに知られてます。
      値段の割りに良く出来ていますが、方向はさておきランク的にはforsselとかと同程度でしょう。
      dangerousに勝てません。

  3. cybershaftのクロックのお話を聞いて気になっています。現在TASCAM CG1000を使用しており腰が座った音で気に入っているのですが、少し肩肘が張ったような印象を感じる時ももあります。cybershaftの音の傾向はTASCAMと比較するとどんなものなのでしょうか。もしよろしければご教授いただけると幸いです。

    • TASCAMのように重心が落ちてローが締まるような変化があると嬉しいのですが、cybershaftがそうでない場合、他に試すべきものがあれば合わせて教えて欲しいです。

      • TASCAM CG-1000はワードクロック、内部のクロックから44.1から192khzを精製してDACとかに入れるもの、そして内部のクロックを使わず外部10MHZ入力に頼る事も出来ます
        そしてcybershaftは10MHZです
        なので直接比較というより追加してアップグレードとお考えください

        そして10MHZとしての性能ですが、雲泥です
        cybershaftの中でもそれなりのランクならば象と蟻くらいの差があるでしょう。
        商業用でcybershaftの中級ランククラスを出すなら100万~200万は下らないです。事実300万のabendrotやantelopeのルビジウムはcybershaftの最廉価製品と同等以下のスペックです。私もルビジウムは持ってましたが、音質的にまるで勝負になりませんでした。

        • 返信ありがとうございます。
          そんなに凄いのですね!これはいずれ導入しなければいけませんね。過去のページを拝見したところ16op以上が良いと仰られていたので、Palladiumの16opと専用電源を目標にしてみようと思います。

  4. いつも素敵な記事ありがとうございます!
    こちらの記事でひとつ気になったのでご教授下さると嬉しいです。
    仮想同軸スピーカーは垂直方向の指向性が悪いとの事ですが、リスニングポジションの広さ以外ではどんな悪影響があるのでしょうか。
    仮想同軸はシングルよりセンター定位が良いけど、垂直方向の定位がわかりにくい、とかですか?
    設置難易度も高いが容積が多い分、ダイナミクスはONEよりTwoが有利だろうからいつかはTwoもいいなと考えていたのですが、知見を広げられたら嬉しいです。

  5. コメント失礼します。

    Titanは独自のクロック補正機能が搭載されているようですがそのようなオーディオインターフェースでもCyberShaftのような質の高い外部クロックを使えば音質の向上は見込めるものなのでしょうか?

    • Titanではなくオルフェウスで試した限りでは「圧倒的に良くなります」。
      オーディオの世界では数百万の機器に「独自の理想的なクロックを」「もう外からの入力はいらない」「変わらない」と親の顔より良く見た文言が書かれてますが良くならなかった試しはありません
      というのも低周波数位相ノイズが極めて少ないクロックは回路ではどうしようもなく、優れたocxoしか達成できないからです。それを搭載する機器は製品では800万クラス以上の世界になってしまうのですね。

      • 早速のご返信ありがとうございます!!
        大変参考になりました。

        Cybershaft製の機器を導入したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です