前にもどこかで書いた可能性はありますが改めて
高調波発生装置としては最強の品です。何よりも早く何よりも強靭に空気を圧縮します。なおこれは機構的にはパッシブスピーカーなのでアンプが必要ですが高域が延びていれば他の性能は問いません。その気になればアクティブにすらつけられる。
極めて深い意味でようやく使いこなしたのもあり改めて書いていきます。
1.まずリスニングポジションに向けて傾きを作りましょう。
2.とりあえず何も考えずフロントバッフルと並行になる位置に置く
3.そしてシンバルを流してCLTとツイーターの真ん中くらいから聞こえるようにする
…ここまでは清原氏も書いている。
だが本番はこれからだ。
ここからちょっと巻き尺とかのスケールをスピーカーに貼り付けることをお勧めする。スピーカーセッティングが1mmオーダーなのならこれはコンマの世界になるからだ
自信があれば一人でも可能だがもしかすると耳の良く生楽器を良く知っている人をリスポジにセットする。で、己はCLTを僅かにずらして是非をリスポジに置いた人間に問うのです。今は別にリスポジでなくとも判別は付くが当初は無理でした。
正解とは…無責任な言い方ですが『生の音と同じ感じかどうか』ですね。例えば前に行きすぎていると輪郭過多となる。ハーシュネス、とまでは言わないが自然ではない。逆に後ろ過ぎると生声や楽器のあるべき力強さが失せる。これが大きなヒントになる。
で、例えばスタート地点(A点とする)から1mm後ろにずらす。良くなったとする。となると答えはA点よりはA-1mmに近いわけだ。さらに1mm後ろへ。例えばさらに良くなったらさらにずらす。必ずどこかで悪くなるだろう。例えばA-1mmより2mmが悪かったとする。となると正解はA-0.5mmから1.5mmの間のどれかであろうと類推出来る。では0.5mm地点で聞いてみて、良くなるかどうかでなんとなくさらに絞れてきます。
ここで20kHzの波長は17mm云々とか言うやつはきっと水や塩の味もわからぬ豚なので我輩と同じ世界に生きることは出来ない。
どうにもうまく行かないときはスーパーツイーターを逆相にするとうまく行く時もある。
まあフロントバッフルとツライチ付近多少ずらしても全然定位がツイーターとの間にならない時は疑った方がいい。
面白いのがこれでピタリと合うと、多少何処で聴こうが違和感がなくなるんです。タイムアラインメントが論理的には合わなくなるんですが。不思議ですね?だからこそリスポジでなくとも是非の判断が出来るのですが。
“スーパーツイーターCLTシリーズのセッティング” への4件のフィードバック
CLT5ユーザーです
使いこなしについてご教授いただければ幸いです
CLTのスピーカーケーブルは何をお使いでしょうか
仮にメインスピーカーとは別にCLT専用にアンプをつないで使用するというのはどうでしょうか
難しい質問ですね
というのも今使ってるのが夜逃げしたhigh fidelity cablesのジャンパーなんです
それをメインスピーカーのターミナルから繋いでます。
それなりにスピーカーケーブルの影響をあんなのでも受けますからね…
カナダに夜逃げしたhigh fidelity cablesは闇で活動はしているので入手は可能ですが、まずは0.2mmエナメル線を試してみてください。high fidelity cablesと同等の速度は得られます。不満が出るならまた教えてください。
本日逸品館のCLT7Sが届きました。
ひとまずソ連製1962年0.1mmエナメル線を購入し、スピーカーと並列接続しセッティングしています。
セッティングし始めて、音源何にするのか混迷していたのですが、チェンバロがいいかと思いそれで仮セッティングしてみました。シンバルよりわかりやすいかと。。
気のせいか、サブウーファーの音量を上げてもバランスが崩れず、よりフラットな特性になっている感じです。
チェンバロは立ち上がりが最速の楽器なのでわかりやすそうですね
それは気のせいではありません
高調波があってこそ低音楽器、打ち込みでもですが、は正しく再現されます。
しかし多くの残念なオーディオ関係者はその仕組みを理解していないので見当違いの攻め方をしてしまいます
低音を直したいなら高音を、です