になるそうです。完実め、コノヤロウ!
部材を考えるとちょっと何だか高かったですが、パーツの選定といい完全でした。あの電源コネクタを必死で探した記憶があります。音的には別にシュルターで全く問題ないですが。ともあれ素晴らしいケーブルでした。冥福を祈りましょう。
南無三!
で、これからどうするか、ですが正直19364で自作するほうが良いです。ニッパーとカッター…理想的にはケーブルストリッパーがあるとポンポン絶縁体が取れて物凄く捗りますが…があれば誰でも造れます。慣れたら1本10分もかかりません。
部材のお薦めは
プラグ:明工社ME2573 もしくはHUBBEL 8215CT
コネクタ:schulter 4782
どうしてもロック付きじゃないと厭な向きは
Schaffner IL13+ Rewireable IEC Lock LSZH

これを使いましょう。PS9364と同じです。
部材だけなら明工社とこのロック付き…つまり9364と同じ部材でも6000円位で造れてしまいます。
HUBBELは音はME2573に劣りませんが(僅かな差、実にフラット)輸入代理店が超弩級のボッタクリ…結構空前絶後レベルなので輸入するならありかな。
なおオヤイデにセットが売ってます(弟子が発見)
https://shop.oyaide.com/products/jisaku_19364.html
これで全く構いませんが、少し長めに買って157.5cmとかカイザー単位()にするとなお良し。
“PS9364ディスコン” への9件のフィードバック
グルマン様、いつもブログを拝見させて頂いております。
こちらのページを拝見してオヤイデ電気からBELDEN19364の自作ケーブルセットを購入し作りました。
これからどのように音が形作られるのか楽しみであります。
1点ご質問なのですが、コンセントについては3ピンと2ピンで音の違いに大きな変化は生じるのでしょうか?
日本の住宅事情だと3ピンのままではどうしても扱いづらく、2P変換プラグに繋げてコンセントに差して使ってるのが現状です。
変換プラグをかませると音の劣化が気になりますので、もし大きな差がないようであれば次の自作では2ピンプラグに変えて自作を検討しております。
いつも拝読いただきありがとうございます
19364は基礎性能が最高とは言えませんが(とはいえ結構高いです)完全なバランスを保つこの世に稀なケーブルです。100本聴いてもそういうバランスのケーブルはなく、余程特殊なメーカーと私の自作の気持ち悪いケーブルを除き最も推薦できるケーブルです。
さて、実際日本には普通はアースは通ってませんし3Pの意味は基本的にはありません。(ループが出来ないようにひとつの機器もしくはPcとかは可能なら落とすと良いこともありますが。アース次第ですね。)
では2Pに変換するか元からそういうプラグを使うか?
そも何のプラグを使うべきかという話ですが2Pのプラグで音が良いのは少ないです
Panasonicの5018Kはアースピンが外せますが明工社のME2573よりちょっとだけ純度が劣ります
では変換は?ですがPanasonicのWH2891Pが良くできています
電源の2p3p変換はそも劣化という概念はなくて『変質』です。どんな物も固有の振動があり、それが主因で音のf特のバランスや最悪Q(尖った癖ともいう)などが発生してしまう
昔逸品館でこれをクライオ処理した物がありました。持ってますがなかなか良いです。ただ処理してない現物オリジナルも少し響きが多いですが全く悪くありません。Panasonicのプラグか、明工社でこの変換を噛ますかは難しい問題ですが私なら変換を噛まします。とにかくこれは便利ですので持ってて損はありません。1000円ちょっとですし。
ただ理想的な方法はコンセントを代えてしまうことです。簡単ですし戻すのも簡単。 これはPanasonicの1512がCROSS POINTのプラグ(高い)を除けば世界一の音質です。とにかくバランスがいい。可能ならやってしまいましょう…
グルマン様、ご返信ありがとうございます。
変換プラグは劣化を招くと思い込んでた自分にとってまさに目から鱗のようなご回答です。
WH2891Pを先程注文し今の変換プラグと交換する事にしました。
ゆくゆくはご助言頂いたPanasonicの1512に壁コンセントを変更し、さらに追加で200V電源も導入して魔界に少しでも近づけるよう精進していきます。
グルマン様
初めまして、こんばんは。
いつも大変貴重なお話を記事にしてくださり誠にありがとうございます。
自作電源ケーブルのプラグ交換や壁コンセント交換時のケーブルの末端処理につきまして疑問点がありコメントさせていただきました。
自作電源ケーブルのプラグ交換や壁コンセントの交換をしますと、ケーブル(導線)の接点部分に傷や曲がり癖が自然と付いてしまうかと思うのですが、
そういった着脱によって自然と付いてしまう導体の傷や曲がり癖は音に悪影響を及ぼしますでしょうか?
毎回、その部分を切り落として新たに被膜を剥くか、気にせず接続するかで迷ってしまいます。
もし実証実験で得られた知見がございましたら、ぜひご教授いただきたいです。
変わった質問で申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
まず曲がり癖ケーブルの導線のスタイルと程度の二つの影響で変わります
単線は常識の範囲内なら悪影響はほぼありません。がより線だとその限りではありません。例えば特に電源プラグだとネジとクランプで強烈に締められるわけですが、曲げ癖と言いますか明確な線のストレス(ダメージ)があると音はちょっと粗くなります。
極端な話、物理的ストレスのないプラグへの半田付けはどうなの?となりますがやってみました。結論から言うとちょっとデッドになります。異種金属同士の共振キャンセルと半田自体の性質…鉛ですからね、これが効いてると思います。どちらかが決定的に上回ってはおらず、残響のf特の調整の範囲と思いますので『普通に丁寧に作り普通にクランプして普通に使う』程度では劣化しないと断言します
ただ、プラグの根本の大きなケーブルに対する固定プランクはお気をつけください。あれはそれなりに緩い方が良いです。
そして導線末端の傷、ですがこちらの方が大きいです。
接点の具合は音に与える影響はかなり大きいからですね。
接点のミクロな隙間でスパークする電流は端末の曲げ癖より基本的には大きいです。
その証拠に今は見当たりませんがsaecが輸入していたCCSという接点に塗ると『絶縁!』する液体がありました。この手の塗り物アクセサリーは99%悪化するのですがこれは素晴らしかった。癖がなくひたすら大きくクリアーになりました。ミクロの隙間を絶縁して起きる現象の影響の大きさを痛感しました。
あるいは極細エナメル線を削る時も職人向けの最高の鋼の切り出し刀を良く研いで使ってますがこの切れ味が鈍いと音も少し粗くなります。まあ電源ケーブルは電力が大きくそんなに影響はないですけど。
単線なら磨くとかもアリだと思います。
グルマン様
ご丁寧にご説明してくださり誠にありがとうございます。
想像の遥か上をいくご経験値とご考察で「圧巻」としか表現できません。
大変貴重なご意見をくださり重ねて御礼申し上げます。
末端の曲がり癖と傷はやはり少なからずマイナスな影響を与えるとのことですので、問題のありそうな電源ケーブルを全て交換したくなってしまいました(泣)。
こうして沼にどんどん浸かっていくのですが、それが醍醐味でもありますし、できる範囲で対処していきます。
またもう一点、明工社さんの電源プラグME2573についてお伺いしたいのですが、
例えば、ノイズカットトランスの2次側や通常の200Vコンセント(←ま、ま、まあ後者はあくまで例えば!!!の話ではありますが…)に見られるような、
ホット+ホットのバランス出力コンセントにME2573を接続した場合、プラグのブレードの接点の材質が無メッキ真鍮とニッケルメッキで異なっていますが、そのことによる音の悪影響はなにかあったりしますでしょうか?
通常の100V壁コンの場合、そもそもホット+コールドのアンバランス出力ですので、ブレードの接点の材質が異なるME2573でも全く問題ないと理解できるのですが、
ホット+ホットのバランス出力ですと、ME2573のブレードの一方はメッキの介在がなく、もう一方はブレードの介在がある状態で電力が供給されてしまうかと思います。
そういった場合に影響があるかどうかずっと気になっていたのですが、教えていただくことはできませんでしょうか?
立て続けに面倒な質問をしてしまい申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
まあ電線の末端の平滑度はそこまで気にする必要はありません、というのもほとんど全てのプラグがそんな平滑度を持っていないからです。わざわざきちんと出来てる物を端末を切って剥き直す必要はあまり無さそうです。
https://www.steinmusicstore.com/de/products/contact-clear-system?variant=40656084566177
まだ売ってたんですねCCS、とてつもないロングランです。ちょっと記事にしても良いかも知れません。
そしてご質問の200V…あくまで夢の話ですけどね、そう言う夢を観た、という笑
で、夢の中で昇圧とかわけのわからない音質的には絶対やっては行けない状況ではなくブレーカーから200Vで来ている場合の200Vコンセントですが2573みたいな片側だけメッキ(ニッケル)で問題合ったか、という話ですが経験的にも論理的にもまず問題ありません。メッキは激烈に音は変わるもの、ですがでは何故変わるのか?
電気抵抗とか接触抵抗と言う人々がオーディオ業界の大半ですが全然関係無いです。『有機野菜は健康に良いはず』くらいの宗教です。
電気抵抗が低ければ良いなら純銅や銀は常に真鍮などより音は良いはずです。が、そんなことは全くありません。さらにCCSがこれだけロングランでヨーロッパで評価されている訳ですがこれなんて電気抵抗を絶縁してめちゃめちゃ上げてるわけですからね
支配しているのは振動モードです。
ロジウムメッキが硬くて耳に触るのはロジウムが硬いから。金メッキが分厚ければ分厚いほど暖かい音になるのは物性として柔らかくそういう振動モードだから。純銅プラグがデッドで暗い傾向にあるのは振動の減衰が銅は早くそもそもデッドだからです。実際銅をインシュレーターとして使うと重くてデッドなそのままの音です。銀(のプラグやコンセントなんてあまりないですが)が空気感が強いのは振動の減衰がめちゃめちゃ悪く音が響いて鳴り止まぬからだけのことです。
そして振動の総決算が出音になるわけですが、接点のみならず全ての合計であり電源経路の長い道程で+100Vと-100Vは全然同じ条件ではなく差がどうしてもあります
その中で接点1ヵ所の差など吸収されます。ロジウムなどのように明確なQがあれば別ですがニッケルメッキはそんな露骨な癖はないので吸収されてしまいます。
グルマン様
お忙しい所、大変ご親切にお返事をくださりありがとうございます。非常に!!本当に非常に!!!勉強になりました(語彙力不足で申し訳ございません)。
知識不足の私ですと、どうしても電線の傷や曲がり癖などの細部ばかりが気になっておりました(涙)
ぜひ、CCSにつきましてはお時間がございましたら記事にしていただけますと大変嬉しいです。
また、(あくまで断じて完全なる夢の中の話であることに同意します)200Vなどのバランス出力コンセントにおける、ME2573のブレードの影響に関しましても、私は今まで有機野菜健康説並みのメッキの抵抗値暴論に少なからず気を取られてしまっていたようです。。。
グルマン様がおっしゃったように『全体の振動の総決算』を考えますと、とてもじっくりと腑に落ちました。
繰り返しになってしまい大変恐縮ではございますが、現実にはありえない(!?)状況を想定しました妙な質問にも関わらず、分かりやすくご教授くださり、心より御礼申し上げます。
音楽好きとしまして非常に助かりました。
今後もグルマン様の記事が拝読できることをとても楽しみにしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。