はい、チャンデバです。
デジタルだとその気になれば位相、タイムアラインメント、究極は郡遅延特性まで思いのまま。実際、ディナやATCなどのアクティブモニターは通常のパッシブでは不可能な(MANGERやvoxativeやコンデンサー型は除いて)凄い波形です。
ではどんな製品が浮かぶか?
1.アキュフェーズ
公式にはプリアンプの後に挟め、とのこと。最大の問題はAD/DAを無駄に入れることになることです。DAに大金かけてるみなさん、許せますか?
2.DEQX
元祖最強のチャンデバ。多機能、多芸。位相、タイムアラインメント、郡遅延を補正出来、アキュとはレベルが10段は違う。デジタル入出力もついてて内部のADDAを噛ます必要もなし。300dB/octという鬼のスロープでホーンやリボンもより低音から使用可能。オーパーツやね。
ただじゃあデジタルで出すじゃないですか。しかしそれ、2wayならDAC2台、3wayなら3台必要ですよね?
音量調節は内部でデジタルで可能ですがそれもちょっと不安。しかしチャンネル数の多いプリなどまともなものは少ないし、多チャンネル連動のボリュームもなかなか大変。物凄い予算と場所が必要です。せやからDEQXはうちの倉庫に眠ってるねん。
次にTRINNOV
このチャンデバは優秀です。24dBでしか切れないのが玉に瑕。でも沢山機材が必要なのはDEQXと同じ。
最もPCのソフトでやるという方法もあります。安価にはなるでしょうがDA以降を沢山揃える事から見ると焼け石に水。
デジタルチャンデバ大変でしょ?
その辺はアナログチャンデバなら楽々です。プリとパワーの間に挟めばいいので。しかし機能が何もありません。タイムアラインメントも何も変えられない。なので己で何とかかんとか測定しつつ地道にユニットの位置とか色々と調整するしかない。で、そんな芸は普通は持ち合わせてないので微妙な結果になります。
メジャグランとかになりますかね…手に入ればsonataあたりで。
これを読んでマルチに行こうとする人が果たしているのでしょうか?ネガキャンにしか見えません。郊外の家とか買ったら挑戦してみたくはあります。今は流行りの港区女子なのでそんなスペースはないです。
やろうマルチ!
“マルチアンプについて2” への5件のフィードバック
PCチャンデバ+AVアンプなら簡単・お手軽です。中古AVアンプとminiPCで予算数万円。3way+subまでいけます。リモコンで音量調節できるし。ただし音質には限界が有ります(DAC・アンプがAVアンプになるしデジタル伝送がHDMIになりますから)。
自作スピーカー+マルチアンプの入門なんて難しく考えずにテキトーに作ってテキトーに測定してテキトーに調整すれば良いのですよ。音質は保証しかねますが「面白さ、楽しさ」は保証します。
ベテランならメインシステムとは別のサブシステムを作って遊ぶのもオススメです。小型スピーカーでも安いスピーカーユニットでもマルチアンプの面白さは十分体験できます。
マルチアンプの面白さに目覚めた人の何分の1かが音質を極める修羅の道に進めば良いので、全員が修羅の道に進む必要はありません。そんなわけでみんなマルチアンプしようぜ!楽しいよ!
有識者来ましたね…
なるほど、これは考えてませんでした!
AVアンプはもう20年も前位しか買わなかったので…
確かにD/Aも沢山入ってるのか…
AVアンプも進化は著しいでしょうし、マルチの優位性からすると全く侮れなさそうです。
ちなみにこれ門外漢過ぎてお聞きしたいのですが、HDMIの出力ってPC側からだとどうすれば良いのです?HDMI出力出来るオーディオインターフェースみたいな…?
intelのCPU内蔵グラフィック(確認してないけどAMDも同様のはず)はLinuxからは普通にオーディオデバイスとして見えます。HDMIが2ポートあればちゃんと2つ見えます。ここに8chでオーディオ信号を流し込むだけです。オーディオ信号は32bitで流し込みますが、HDMIの規格上8bitは捨てられて、24bitで再生されます。RaspberryPiは標準では8ch LPCM のHDMI出力が16bitに制限されてしまうので普通のintel PCのほうがおすすめです。miniPCならAmazonで2万円以下で買えます。AVアンプ側ではDirectとかstraightの設定で内部DSPをバイパスしてLPCM8chを再生するだけです。ただ大抵のAVアンプはDirectにしてもLFEに勝手にローパスフィルタが入ってしまうので自由に使えるのは7chまでです。チャンデバソフトの負荷は軽いのでCPUはceleronでも余裕です。
なんとそこから行けるんですか!
ああなるほど本来はHDMIは音声も送るので当然ですね…不明を恥じるばかりです。
なるほどstraightでLFEは使わない、と
大変勉強になります!
しかし凄いなあ
https://www.dirac.jp/dirac-live/
miniDSPに対応している。
特に、処理をサーバー任せてDSP負荷を低減。
よって音場の広がりや質感を改善。
課題は、立体的音響がもう一つと移動もイマイチかな?
DSPの処理を全てサーバーに任せて手足動かすだけ迄負荷が低減すれば可能性はあると思うよ。😅