以前0.125mm旧ソ連ワイヤーのリード線を激賛した。
(リード線)0.125mm 旧ソビエト製エナメル線(1959年製)実直美音(極めて高評価)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1132396683
そしてこのメーカーの他の製品も気になりますよね…そして次に聴くのがこれ
0.15mmエナメル線使用(旧ソビエト線材1970年代製造)初出品シェルリード線(2024/04/12) https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1132335457
ごりごりの新作のようです。というか聴いた後で今調べました。先入観ゼロで聴きたいですからね。
写真の古いSPU-GEにて試聴。針圧3.0gが今のところベストだと思う。とは言えリード線を代える時は改めて針圧を色々聴き比べてベストに合わせてある。フォノケーブルはワイヤーワールドのseries7 silver eclipse。これ凄く良いですね。
さて、元は上述のリード線ではなく、更に高い0.11mm銀入り銅の物だった。0.15mmとは言えめちゃくちゃ細いが、比べるとだいぶ太ましい。使うワイヤーがとにかく最近細いので感覚がおかしくなってワイヤーの見方がルッキズムに侵されて来ている。
では試聴…良いじゃないですか。性能は劣ることなく温かみがあります。そして線が太くなると単体では固有音が出てくるのですがこの太さならセーフなようです。0.2mmだとアウトなんですよ。まあいくつかを組み合わせるとかならばまた話は違うでしょうが。
徹底的なresolutionと客観性は0.125mmが優れてます。オーディオ的には最もニュートラルでしょう。0.11mm銀入り銅は銀が入ってるから、とか短絡的な考え方ではないですがやや噴霧するような超高域の音数があります。この0.15mmは音楽的にニュートラル、というかアナログの良さを堪能出来ます。とは言えResolutionも一般的な(そして高額な)リード線とは比較にならないほどですが。
結論としてはこれも試す価値は大いにあります。高いものではないので是非とも試してみてください。これは素晴らしいです。