A
フローティング系インシュレーターwith木材
これだけふんわりしてます。それは適材適所で調整せねばならず単品ではどうしようもないからです。私が使っている物は
- ウェルフロート
- αゲル
- アコリバ RMF
- windbell
あたりですね。かつ特にαゲルで失われる超高域は種々の木材を複雑に使い補ってます。これもどんな木材でも単一だと固有音が出てきます。
グルマン式綿二重巻きワイヤー蜜蝋漬け電源ケーブル
ケーブルで唯一ランクイン。あらゆる価格の電源ケーブルと比べて基礎性能がまるで違います。かつ付帯音がまるでない。ハイエンドケーブル達と比べても情報量は異次元。科学で考慮して造られた理想のケーブル。弱点は見た目と手触りがグロい。
CLT5
スーパーツイーターですね。使い方が酷く難しいです。0.1mm刻み。ただ完成すると全く違和感なく、あらゆるパラメーターが飛躍的に改善します。高調波の再現は従来のユニットでは出来ないのです。magico Qシリーズに使っている人もいるくらい。
BAT MASTER
CLT5より扱いが簡単で、非常にナチュラルで聴きやすい名品です。相当改善します。高調波の立ち上がりがCLT5には勝てませんが、総合的には匹敵します。KITHITなど比較になりません。KITHITは振動板が大きく付帯音が強いのです。無論持ってましたし、方々でも聴きましたが外した方が良いという。
B
ケブタフェルト
うわあ、Ge3が来た!逃げろ!
ただこれは本当に凄いです。AやSでも良いくらい。使い方はユニットのフレーム裏に貼り、かつネジを極力緩くつけることでフローティングしつつ音を漏らさない製品です。使えない製品(YGとか)があるのがネック。音のストレス、歪みが劇的に減ります。ひっくり返るほど良くなる。ネジのトルクのコツは小指と親指でドライバーを持つこと。そして硬質フェルトなのでカートリッジにも最高。
かないまるタップグルマン式
high fidelity cablesとかを除けばこの世で一番音が良い電源分配器です。優秀なCHIKUMAの高い奴でも勝てません。他のメーカーではとてもとても。とにかく癖がなく音が早い。タップの箱なんて飾り(必要悪)なんです、オーディオマニアにはそれがわからんのです。
峰電 premium
これはもっと上でも良いくらい。相当低音のパワーがあがります。かつ癖もまるでない。active tron+と原理が違うので相補的に凄まじいパワーを得られます。出来れば経路、回線ごとに使うべきです。
high fidelity cables MC1シリーズ
これを書くかは悩みました。普通の販路では買いづらいからです。カナダに高跳びしたRickは多分造ってると思いますが。これの評価が定まらないのは使い方でかなり変わるからです。出来るだけ根元に使うべきで、かつ質が悪くともリアルアースがある所に使うと強烈。TELOSでも効きますが。音は表現しにくいですが非常に上質になります。コスパは悪いけど。
RGPCシリーズ
山ほど持ってます。確実に日本一所有してる。大量の電源を整理しましたがこれは無くせない。これも評価が定まらないのは使い方でまるで変わるからです。使いこなす能力が求められます。並列に使いましょう。このコンセントから基本的に電源を取らない。そしてインシュレーター。ゲルとアコリバRMF-1を使ってますが、フローティング以外受け付けません。高額なインシュレーターは大抵試してますが。ケーブルはベルデン 19364でOK。というかオーディオ向けケーブルだと癖が気になります。コンポーネントに使うと同じくらい影響します。
ASC tube trap
低音を最も吸う物理ルームチューニング材です。太さで周波数が変わりますが直径60cmのものでないと行けません。日本でまず見ないですが。図体はでかいですが何が凄いかと言うとこれだけでかいにも関わらず音場などへの影響がまるでないことです。癖も全く無い。何故?効果の高さとマイナスの無さでルームチューニング材では筆頭に。
QRD digiwave 魔改造
中身がグラスウールなのですがこれが音が悪い。デッドになります。BADは薄いのでその悪影響はかなり、少ないですが分厚いdigiwaveはヤバいです。なので裏板をむりやり剥がして中身をシルクに換装します。驚くほど音が良くなります。ここら辺は日東棒とかでは勝てない領域です。
C
コーナーANKH
日東棒で唯一ランクイン。それは何故かと言うと、これだけ悪影響がほとんどなく、利益が大きいから。ここの製品はかなり悪い書き方をしてます。低音を変える力は全くありません。最低でも奥行き60cmのAGSでないと話になら無い。なのでこのメーカーは生理的に好きではない。だって日東棒がスタジオでガチった部屋は吸音壁などで低音処理してますから笑
ただこれは優秀です。吹きだまりが一掃され音場は広く音も生き生きします。
yamaha ACP-2
効果は激烈ですが、マイナスも多いのでここら辺に。反射音が酷いので何か工夫しないと行けません。ただこの薄さで80hz~吸えるのは脅威。ただ高域は吸わないので上手く使わないとライブに過ぎます。反射音が酷いのを何とかするには何かの裏に仕込むことです。我輩はスピーカーの奥の壁にこれを6枚、digiwave 魔改造高さ180cmのものを二枚、そして最後にANKHとコーナーANKHを敷き詰めてます。これだけやらないとANKHは役に立たないというね。
hifi tuning fuse
これは安価ですし上記の怪物達に比べて効果の強さは低いですが、マイナスがまるでないのでランクイン。オーディオfuseを結構試しましたが癖がどれも強すぎる。明確に普通のfuseを超えるものは少ないです。ただ歪みが減り、静かになり、何も失うものはありません。オーディオマニアは『音を良くしてやろう』という邪念が拭えません。だからコンセントとかfuseで良くしてやろう、と考える。ただ大抵は強烈な癖がついて、それで良くなったように感じるだけです。大切なことは『悪くしないこと』です。
良くあるのは『輪郭をつける』『音数が減りSNが良くなったように感じる』『音が広がったように見えて位相のモジュレーションで音がずれてるだけ』『太いケーブルによる低音の付帯音で紛い物の低音の力を負荷している』とかですね。
無論そんなことはこのランキングではありません。特に上の方はひたすら基礎性能のみを上げる連中です。
“番付の解説2” への28件のフィードバック
初めてコメントさせていただきます。
いつも重要な情報をいただいおりとても感謝しています。
峰電 premium について質問します。
以前グルマン様がMC1シリーズについて
https://twitter.com/thkeUKKpfIW8Elz/status/1358015682286264320
https://twitter.com/thkeUKKpfIW8Elz/status/1359002862613712901
クリーン電源の存在を揺るがす、二つそろえば5倍の効果、ASUKAでもアカンと言っておられましたが
峰電 premium はそれ以上に電源をクリーンにするのでしょうか?
MC1よりも音質的効果は大きいのですか?
high fidelity cables MC1についても聞かせてください。
リアルアースにつなぐべきとのことですが、コンセントが大地アースに設置、つなぐ電源タップもアースに接続されているとして、そこに接続すればよいという事でしょうか?(アースについて無知ですので変なことを言ってしまっていたらすみません)
また、出来るだけ根元に、しかも二つ以上という事ですが、壁コンに一個、タップに一個という使い方がベストという事でしょうか?
教えて頂ければ幸いです。
峰電premiumとMC1シリーズは効き方がかなり異なり、両方素晴らしいです
峰電は低音がとにかく高密度で強靭になります。比較的似たような路線はactive tronです。ただ効く理屈が違うので共に相補的な効き方でもありますが。
対するMC1は歪みが大きく減り、スムースでノイズ感が大きく減ります。上質になる、という感じでしょうか。
おっしゃる通りで差すコンセントないしはタップがアースに繋がれてればOKです。
壁コン1個、タップ1個は無論有効ですが何か分岐を使って壁コン2個にするほうが強いかも知れません。あとはオーディオ経路以外も試す価値があります
ブレーカーに極端に近いコンセントがあったら非常に効くかもしれません
お返事ありがとうございます。
とても丁寧にお返事いただけて感激しております。
あと1つ伺いたいのですが、
MC1シリーズはクリーン電源の代わりになるとのことですが、
峰電premiumはクリーン電源の代わりになるでしょうか?
お手数ですが教えていていただけると幸いです。
クリーン電源としてはある程度は効能がありますが、ちょっと弱いです
PREMIUMは
1.フィルムコンデンサによるノーマルモードフィルター(Xコンデンサと一般的には呼ばれてます)
2.グラウンドの電位を一定にする効果
があります
特許を取ったのは2ですね
1.はMC1も似たような物が…しかもhotにもcoldにも入ってます。これはコモンモードも始末できるわけです。一般的にはYコンデンサと呼ばれてます。ただグラウンドとhotを結ぶコンデンサは極小用量でないと危険なのであまり効果もない…のですがそこを磁力による反則技で強化しているわけです。
例えばAsukaは究極の大規模高性能xコンデンサです。
premiumはノイズフィルターとして単体で完全とはなり得ません。
ありがとうございます。
とても丁寧にお返事いただきとてもうれしいです。
疑問に思っていたことが氷解しました。
今後もずっとHPとツイッター見ていきます。
グルマンさんの知識と情報すごくためになっています。
今後もよろしくお願いいたします。
ご愛読いただきありがとうございます
また何なりと御質問下さい
グルマン様の記事、いつもメモに取って残し参考にしています。
記事の話題と少しずれ、質問も多く、本当に申し訳ないのですが、MC1の運用について教えて頂ければと思います。
現在、一つのコンセントに二つの電源タップを繋ぎ、
片方の電源タップkojo Crystal6.1(A)にヘッドホンアンプ
もう片方の電源タップkojo Crystal3.1(B)にオーディオ用のPCを繋ぐ予定です。
(貧乏で部屋が狭いので他にやりようがありません)
手持ちのクリーン電源は「MC-0.5 Helix Plus Signature」、「RPC-1」、「ASUKA FIL-mini2」
将来何とか中古で手に入れたいクリーン電源が「MC-1 Pro」、「MC-1 Pro DHS」
コンセントER-PSZ、SCB-2SZ、CPP-2SZ/HG、電源環境は同一ブレイカー内にクーラーがある酷い環境
つなぐ予定は
タップAにアンプ、MC-1 Pro(予定)、MC-1 Pro DHS(予定)、RPC-1
タップBにPC with FIL-mini2、MC-0.5
何ですけれども、そこで質問なのですが、
1.
タップAのアンプへのPCからのノイズ回り込みはMC-1 Pro×2である程度防御可能なのでしょうか?
防御不可能ならFIL-mini2をもう一台(これも中古しかありませんが)手に入れてアンプに接続すべきなのでしょうか?
それともMC-1 Pro×2にFIL-mini2入れてもかえって悪くなるだけなのでしょうか?
2
FIL-mini2が一台しかない前提なら、繋ぐべきなのはPCとアンプどちらなのでしょう?
3
FIL-mini2をアンプに使用する場合、PCは直列には何もなし、並列にはMC-0.5だけになりますけど、
片方の電源タップにMC-1 Pro(予定)、MC-1 Pro DHS(予定)、RPC-1、FIL-mini2入れてたら結構ノイズ取れるものなのでしょうか?
4
話が飛ぶのですけど以前
https://x.com/thkeUKKpfIW8Elz/status/1358015682286264320
https://x.com/thkeUKKpfIW8Elz/status/1359002862613712901
・無印とDouble Helixの差は大きい
・MC-1 Pro を2台入れると効果は5倍、ASUKAでも「…アカン」思うはず
と仰っていましたが、
・「MC-1 Pro×2」と
・「MC-1 Pro DHS×1」
ならどちらが効果大きいのでしょう?
5
・MC-1 Pro を2台入れると効果は5倍
との事ですが、「MC-1 Pro DHS」と「MC-0.5 HPS」の二つでは5倍効果は得られないのでしょうか?
「MC-1 Pro DHS」と「MC-0.5 HPS」がそろった環境でも「MC-1 Pro」一個いれたらさらに5倍になるのですか?
その他、「その条件ならMC-1 Pro いらないだろう」とか「その条件ならこう接続したほうが良い」とか何かアドバイスあれば聞かせてください。
質問が多くて、申し訳ないのですが、頼れる方がほかにおりませんので、教えて頂ければ幸いです。
※
グルマン様の所、DMも来るhttps://audio-monster.com/?p=3053そうですが、こうした質問はDMとコメント欄どちらのほうが良いのでしょう?
ていうかDM送ろうにも送り先がわかりません……。
取り敢えずお答えしつつ、DM(Twitter)のもお伝えします
あるいは私からメール差し上げるケースもありますね
さて、凄く良い電源アクセサリーでいらっしゃいますね
1.グラウンドさえきちんとしていればかなり止められます。仕組みはいわゆる『Yコンデンサ』というもので、+-それぞれからグラウンドに小容量コンデンサが繋がっており、+-双方のノイズを捨てられます。ただそれを磁力の力でインチキして一般的な交流理論では測れないブーストをしているのです。そしてスイッチングからのノイズは大抵コモンモードノイズが問題になります(ノーマルモードノイズも垂れ流してますが殺しやすい)
そしてFilはノーマルモードを殺す力が非常に強いです。(というかコモンモードは殺せない)
で、基本的にはPC側につける事が推奨されます。ノイズは発生源で殺すのがエンジニアリングでは基本です。何故なら途中のケーブル経路からもノイズは輻射されてしまいますので。
そしてヘッドホンアンプにfilはどうか、ですが悩ましいですね。普通ヘッドホンアンプはそこまで電源容量がないはず…なので問題ないかも知れませんが、容量の大きなコンポーネントに使うとちょっと音が細りうります。ちょっとギャンブルですね。ただ電源環境が悪ければ利益が圧倒的に勝りうる(実際下駄箱のネットワーク機器には大活躍です)ので試す価値は少なくありません。
2.被りますがPCが安牌です
3.それだけやっていればかなり取れると思います。グラウンド次第ですが、相当取れます。うーん、願わくばactive
tronは欲しいかも知れません。私は無いとオーディオになりません。高くありませんし…
4.良いご質問です
私ならどちらを選ぶか、というお答えの仕方ですが×2を選びます。
DHとノーマルで効き方が違いますが(DHはより上質で滑らか)変化量はそこまで大きくは変わりません。せいぜい倍くらいですかね。ノーマル2個使った方が『明らかにノイズが減った感じ』がします
5.まず0.5は全くベクトルの違う別物です。内容が、という以上に効果が違う。なのでなんというか掛け算には関与しません。あとmc1と違い0.5複数使っても掛け算には絶対になりませんね…多分アジア1と思われる40本もの量を使ってるので断言できます。
で、mc1ノーマルを足して良くなるか、ですがかなり良くなると思います。どこにどう使うかでそのご利益の度合いの出方は変わるのでちょっと色々試す必要はありますが(固めるか、ばらすか)MC1シリーズも多分アジア1の数を持ってますが、メインブレーカー近くとオーディオルームまでの配線の途中の2ヵ所にノーマル、DHを入れてますが、MC1ノーマルを追加したときは劇的でした。
Twitterをやってらっしゃればですが、私のアイコン(魔獣マメシバ)を押すと右上にメールのマークが出てきます
そこからDMが送れるはず、です
うわー!返信ありがとうございます。
書き込みしたもののあまりに大量になってしまい後悔していたのですが、こんなに丁寧にお返事いただけて大変うれしいです。
またご迷惑かもしれませんが、あの後疑問がわきました。
1.
書き込み後に判明したのですが、私の部屋のコンセント、アースがつながっておりませんでした。つなげようと思うと庭まで線引かなきゃいけないらしくそれは無理です。
MC1の何に惹かれるといって、MC5ではクリーン電源の代わりにならないがMC1ならなる、その音場とかパワーとかに与える影響の売り文句、二つ使えばASUKAに勝るというノイズ削減能力、代理店曰く永久に使えるらしく買い替えに予算を回さなくてよい
という所なのですが、アースにつながっていないMC1には「クリーン電源の代わりになる」とか「圧倒的な音場とパワー」とか「ASUKAに勝てる」とかいうほどの能力はないものでしょうか?FIL-mini2にすら勝てない感じでしょうか?
いや、効果は落ちるけどそれでも大きな効果あるよ、と仰るのなら相変わらず狙い続けようと思っています。
2.
以前、MC1につなぐアースはTELOS miniでもよいと仰っていましたが、買うほどの予算がなく、機器をこれ以上追加する場所もないので不可能なのですが、KOJOの仮想アースじゃやはり力不足でしょうか?
3.
MC1計画が頓挫する前提で伺いますが、FIL-mini2程度ならともかく、これ以上場所を取る機器の追加は不可能、予算は52万ぐらい(中古OK)でMC1×2に匹敵する音質効果、ノイズ削減効果、基本永遠に使えて買い替える必要のないアクセサリーってあるのでしょうか?「MC0.5×4」では「アースなしMC1×2」にも及ぼない感じでしょうか?
4.
以前、https://twitter.com/thkeUKKpfIW8Elz/status/1358015682286264320
>本当にフルハウスHelix漬けになると筒Helixの恩恵は下がっていき、ノーマルmc0.5沢山増やした方が良くね?
と仰っていて、今回
ノーマル2個とDH1個ならノーマル2個のほうが上
と伺いましたが、ノーマル1個+DH1個とノーマル2個って大して違いないのでしょうか?
2個以上になってくるとMC1系もDHの恩恵下がるとかあるのかなと……。
5.
接続配置についてなんですけど、グルマン様ならどう接続されますか?
自分が考えているのは
タップAにアンプ、MC-1 Pro(予定)、MC-1 Pro DHS(予定)、RPC-1
タップBにPC with FIL-mini2、MC-0.5
ですけど、MC1使うのなら1タップ1個で両方にばらしたほうが良いとか、MC1×2とMC0.5があるならアンプのほうに固めたほうが良いとか、むしろアンプとPC同じ電源タップにしてMC-1 Proの恩恵を双方が受けれるようにしたほうが良いとか……。素人考えでPCのノイズをアンプに回さないならタップ分けてアンプ側を並列クリーン電源で極力ガードしたほうが良いかなと考えたのですが。MC系があると気軽に配置も試せない……。
また質問が多くなって申し訳ありません。かなり緊張するんですけど教えて頂ければ幸いです。
1.2.なるほど…普通のサイズの仮想アースではまるで容量が足りません。kojoなら例え30個あっても足りなさそうです。実際30kg位のを使ってましたけど…
telos miniも値段に関わらず手に入り難くなりました
幾つかアクティブアース的な製品はありますがどの程度のものか不明です。リアルアースでなければ、良くあるのは集合住宅であれば窓のアルミサッシですね。基本的には大地に繋がっており立派なアースです。ただそれの是非はやってみないとわかりません
只ではあるので
やってみる価値はあります。
あとはブレーカーまでは必ずアースは来ているので、屋内配線を代えるなり空きブレーカーに配線を追加してしまえば(私はそうしてます)完全なアースが取れるのですが
ついでに200Vが使えます
3.アクティブアースないしはリアルアースがなければ他の策を考えねばなりません。
とはいえなかなか難しいですね…もし今high fidelity cablesの化け物電源がなければどうするか…あまり想像したくはありませんが、トランスはハマらないケースが多いのでコンデンサもしくはコイルによるフィルターになります。前者の頂点はasukaの無効電流が凄い奴、後者の頂点は…さみず電気のファインメットチョークかさもなくばISOTEKですね。
電源系統全体の音質を例えコンセントにさすだけでも得られるところがasukaの強みです
予算がなければさみず。ISOTEKは大型でちょっと高額な奴でないと微妙で円安もありコスパはますます怪しいです。
4.いや、その程度の数ならDHの恩恵は明らかです。魔界のような常軌を逸した、それこそhigh fidelity cables本家のデモ並みかそれ以上の数なのでそうなってきます
5.まずシステムが細かくわからないのでありがちなヘッドホンアンプ、DAC/オーディオインターフェース、PCとすると
PCとDAC&アンプに経路を分けるべきです。
で今の装備からすると
AをPCとして(こちらが大切)Asuka fil miniはこちらです。これは確実。
でMC1ノーマルをこちらに刺します。
Bのコンポーネント側にはMC1DHとアコリバ。固めるより分散した方が打率は高いです。
MC0.5もコンポーネント側ですね
ただですね、MC1は本当はオーディオのコンセントより遠い方が遥かに効くことが多いのです。電源の根元ですね
例えば私のところはブレーカーのすぐ下にコンセントがありますが、そこに刺すのが一番効きます。オーディオ機器が繋がってるタップから取るより壁コンに三股に分岐させるアダプターを介してそこから取る方が良いかもしれません。なおご本人もそう言ってますね
まあ理想は試してみること、ですが
お忙しい中、重ね重ね本当にありがとうございます。
一個一個の質問にすごく懇切丁寧にお答えいただき感謝に堪えません。
ですが、お答えいただいた中で、二点まだわからない部分が。
本当に何度も申し訳ありません。
1.
1.と3.なのですが、
アースなしMC1×2には「MC0.5、30個入れても実現できない」「クリーン電源の代わりになる」「圧倒的な音場とパワー」「ASUKAに勝てる」とかいうほどの能力はないものでしょうか?
その前にした質問ではPCからのノイズの回り込みも防げるとの事でしたがそれだけの能力もない……?
それならFIL-mini2入れるとか、MC0.5×4とかのほうがマシなのでしょうか?
効果は落ちるけどそれでも大きな効果あるよ、と仰るのなら相変わらず狙い続けようと思っています。
2.
一つ目の質問でMC1×2ならPCからのノイズはかなり防げるとの事でしたが、MC1をアンプ側に一個、PC側に一個と分けても防ぐ能力に変わりはないのでしょうか?
というかMC1のノイズ下げる能力って、MC1のついている電源タップまでのノイズをせき止めるイメージなのか、MC1のついている電源ライン全体のノイズを下げるイメージ(同一タップ内で発生したノイズも下げる)なのかどちらなのでしょう?
ちなみに教えて頂いた、アース接続問題、屋内配線はおそらく大工事になるでしょうから普段お世話になっている電気屋さんと家族にも断られそうなので無理でして、
一番敷居が低そうなアルミサッシなのですが分からないなりに調べてグッズを買おうとしたものの唯一見つけた怪しいアーシンググッズ屋さんのサッシ用グッズ
https://item.rakuten.co.jp/riraku-life/rlespatch001/
が売り切れていたので計画が頓挫しました。
本当に初心者で申し訳ありません。
もうほとんど疑問は解決されましたので、あともう少しだけお答えいただけたら幸いです。
1.まあMC0.5と違いcoldにも磁石がつくので優位性はありますが、大きく効果が下がりノイズ低減としてはあまり有効とは言えないです、コスパは悪いですね
asukaのprofessionalの方が相対的にコスパは高く感じます
2.大工事、にはなりません。非常に簡単です。ただ集合住宅ならサッシを使って試した方が気軽でしょう
そんなアイテムはいりません。銅箔のテープとケーブルを使えば簡単に造れます。
MC1のイメージですが、線全体のノイズの低減もありつつ塞き止めもします。入り口で塞き止めるほうが、そこからノイズが屋内配線を伝って減弱するので結果がいいのでしょう。
あともう一点だけ。私、ものすごい気にしいで本当に申し訳ない。
FIL-mini2をアンプに付ける案、電源環境が悪ければメリットがデメリットを上回るとの事ですが、
MC1、MC1DHを入れるとだいぶ電源環境が良くなるかと思います。
またグルマン様のMC1とMC0.5併せて数十個の環境ではASUKA上位ですらかえってデメリットの方が大きいと聞いております。
MC1、MC1DH、MC-0.5HPS、RPC-1、FIL-mini2×1程度の環境だと、まだFIL-mini2をアンプに入れるメリットの方が大きいでしょうか?
PCに入れるのは推奨との事ですがアンプはどうなのでしょう……?
デメリットの方が勝つ、もしくは効果薄い、費用対効果低いという事でしたら、やめておこうかと……。
お世話になっております。グルマン様、またコメントありがとうございます。
自分はいったん気になると質問が多くなってしまい、書き込もご迷惑かととても緊張して書き込んだのですが、とてつもなく丁寧に対応していただき大変うれしく感じます。
とても助かりました。
グルマン様のツイッターはすべて見ていますし、ブログも大体見ています。自分にとって重要な所はメモに取って保存しています。
今後も見ていきますので、これからも発信よろしくお願いいたします。
丁寧に読んでいただきありがとうございます
少しでもオーディオ愛好家の同志や音楽製作に励む方々の力になれれば労苦を惜しみません
今後ともよろしくお願いいたします
番付に載っている電源製品でもう一つだけ気になる製品があるのですが、
アクティブトロン+ コンセントに刺す奴
(これでしょうか?)
https://silky-unit.com/Products/pg133.html
番付で異常な高順位なだけではなく、先日の一つ目のコメントでも
>うーん、願わくばactive tronは欲しいかも知れません。
とグルマン様が高評価なさっています。
こちらの製品、音質への効果は折り紙付きかと思うのですが、クリーン電源としては機能するのですか?
MC1DHと比べられるほどの威力はあるのでしょうか?
論理的にはクリーンにする能力は(多分)ありません
しかしパワーアンプを物凄い値段の物に代えたような音がします。いや、それでも済みません。コンポーネントの買い換えで得られる内容ではありません。かつ失うものがありません。ヘッドホンでどう出るかはわかりませんが、意外と駆動力が要求されますので有効でない可能性はほぼないでしょう。
ただ電源ケーブルが短いほど有効で、そのためには19364などで限界まで攻めて造る必要があります
あまり書けませんが、プラグのカバーすら短さの障りになるのでゴニョゴニョ…
理想的には子ブレーカーにつき一つ(仮にPCとコンポーネントでそこすら分けていれば二つ)欲しいです。
MC1のような歪みの低減と静寂さではありませんが、要るか要らないかで言ったら『絶対必要』です。
正直10倍の金額でも買います。
横から済みません。
アクティブトロン+はさす場所にお勧めはあるでしょうか?
パワーアンプ近く、DAC近くや根本がよい等。
コンセントにさす方は買っていなかったので今度買ってみようかと考えています。
一見コンセプト的にはパワーアンプの近くが効く…と思われ勝ちですが、試した範囲ではそんなにシンプルではないようです。何しろ一番効いたのはPCとかネットワーク機器が繋がってる電源Box(200Vバージョン)でしたから。基本的には多くの機器が繋がってる電源ボックスが効きます。仮に電源ボックスが二つなら出来れば二つ欲しいですね。
ありがとうございます。
あぶないところでした。まさにパワーアンプ直近に半田付けが最良かとか考えてました。
メーカーの説明とはイメージが違うようで助かりました。
入手したら色々試してみます。
それほどですか!
ありがとうございます。
検討してみます。
グルマン様こんばんは。
最近、active tron+かrgpc 400 proを買うかで悩んでます。(rgpcは200v→115vのダウントランスで使い、active tron+は降圧せず200v配線に組み込む予定です)
グルマン様的にはどちらを先に購入したほうが良いと思いますか?
また、active tron+やrgpcは数を増やすだけ、駆動力は上がりますか?
どちらかひとつだけ残せ、と言われたならば…active tron+ですかね…結構究極の選択ですが…
active tron+の凄みは『性質の変化や失う物がなく、駆動力だけ猛烈に上げること』でこれは超高額なパワーアンプでも難しい芸当です。
active tron+は数で駆動力は上がりますが、電源の取り回し次第で複数必要か変わります
例えばデジタルとアナログで分けているならそれぞれにあるとかなり変わります。ただパッシブスピーカーならばスピーカーターミナルにつける物に次行くべきかな、と
RGPCの方が数がものを言います。一つ目10→15になるとして、二つ目で→18とかに下がりそうなものですが普通に→20と同じくらい良くなりますね
active tron+から買ってみみようと思います。
とても参考になりました、本当にありがとうございました!