アナログとデジタルの音の差


QAAの主宰がいらっしゃったので現在の音をきいてもらう。以前とはそもそもパワーアンプから異なっている。彼は特にvinylに造形が大変深いのでそこら辺を教わりながらアナログとデジタルそれぞれ聴いてもらった。

なおアナログは片手間も片手間であり、伸び代しかない。電流伝送高特性のフォノイコライザーだけはある意味最高かも。少なくともEAR912より遥かにいい。そして現在デジタル関連はほぼ確実に世界一の規模のPCオーディオであり、基礎性能も世界に類を見ない完成度を自負している(聴けばワカル。歓迎です。)。

過大評価著しいと思う機器一位

そうして同一音源でも聴き比べたが全面的にデジタルの圧勝であった。QAAの主宰も苦笑い。そらようよ。これをどれだけ予算かけてもこのデジタルには勝てないだろう。そもアナログ感とか、聴き心地の良さすらデジタルが同等以上だ。しかもダウンロードのハイレゾではなくtidalの44.1KHzのソースでこれだからなあ。

ただアナログが優位なのは古いソース、かつオーケストラだと思う。オーケストラと言うものはそもそもまともにデジタルで録音出来ない。特にCD規格では。歪とかが原理的にメタくそに悪いのだ。これを参照して下さい。

クラッシックのCDは何故売れないのか? -それはxxが悪いからです-

なのでデジタルで録音物に忠実にあればあるほどオーケストラからは離れていく。ハイレゾならマシだが、それでも限界がある。

その点アナログの方が圧倒的に有利であり、これがアナログ再開の理由だ。デジタル、特にCDでオーケストラ再生に血道をあげるのは無駄な努力乙…と言える(敵が急増したな)。その十分の一の労力とコストでアナログならもっと音が遥かに良くなる。

オーケストラの音数や奥行きなどではなく『生にしかないオーケストラ感』や『産毛のような質感』はデジタルが出来る領域ではない。というかもしそれがデジタルで何とか叶えられたとして、今度は多くのソースが聴くに耐えなくなるだろう。といいつつ今日かけたのはweekndとかMichael Jacksonとかなんですけどね。マンッ インッ ダミラッ。


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