簡単にカートリッジの音を良くする小技


カートリッジの最大のガンはボディです。圧倒的に増幅率が高いフォノにおいて最上流の振動はかなり影響力があります。

裏を返せばそれを何とかしてしまえばカートリッジは下剋上が可能ではないか?ということですね。インシュレーターなど振動の知見の極致を大いに生かせます。

まず硬質フェルトをお買い求め下さい。硬質フェルトでないとダメです。普通のフェルトだと響きがデッドになりますな。

厚さですが2~3mm位が良いかと思います。

これを幾つかに用途を分けて用います。

まずはありがちなシェルとカートリッジの間に数ミリ角に切って2欠片ほど入れます。これは昔からある技法ですが硬質フェルトは見たこと無いですね。シェルとカートリッジの間の反射を防ぎます。フローティングに近いです。

次にやはり小さく切ってカートリッジのボディに張ります。何ヵ所か貼りましょう。ボディの共振を防ぎます。プラスチックボディなら当然としてあらゆるボディに有効です。安いカートリッジ程伸び代があります。


“簡単にカートリッジの音を良くする小技” への2件のフィードバック

  1. この硬質フエルトは私の環境でも大変効果がありました。リード線の交換も試してみたいと思います。いつも有益な情報をありがとうございます。

    • おお、試しましたか!
      それは何よりです
      今回結果の良かったソ連の0.1mmリード線は、またヤフオクで入荷するはずです。最悪質問欄とかから問い合わせればすぐにつくってもらえるかと思います。

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