western electric111Cライントランス


もう買うの3回目なんですけどね。

こういうのです。

これは電話中継用のトランスで、インフラですから凄まじい数が作られました。しかもこれ、スーパーパーマロイです。western electricのトランスとしては最大級のサイズ。

特性が気になるでしょうが『狭帯域で』とか書いてるブログとか見ると『情報弱者乙』という言葉しか浮かびません。モンスターオーディオであなたも情報強者に。

終端抵抗というものを使います。出力側のhotとcoldの間に抵抗をつける。このトランスには6~10kΩが最適でこれをつけると100KHzまでフラットです。

数がめちゃめちゃ多いために比較的安価で手に入ります。

で音の変化ですが、実在感とリアリティが増します。非常に聴きやすく音楽的。良く言うところのアナログ的です。音数はほんの少しだけ減ります。そこはさみずあたりのファインメットトランスのほうが優れています。さみずのはある意味ほとんど音に変化が無い無味無臭の音です。誰にも薦めやすいのはさみず。ただ実在感やリアリティはこちらが良い。多くの環境でデメリットを上回るメリットとなりうる感じです。

高くは無いしリセールも容易なので『音がつまらない』『もっと音楽性を!』という意味では一つの選択肢かな、と。最も常用するかはまだわかりません。クラシックだと使いたくなりますね。それとstudioでは大いによろしいのでは無いでしょうか?トランスを挟むのは本来当然でしたし。

※追記

vishay VARという最高の抵抗を使ってますがこれはあった方が良いですね。ライントランスもっと注目されて良いのに。


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