KRYNA チューブラジエーター


チューブラジエーターです。目的は二つありまして、1つは温度が下がり高寿命となる…らしいです。2つ目は制震でこちらのほうが興味ありました。

私は実は6BQ5のような小さな球が好きです。非常に癖が少ないです。この点では大きい球より遥かに優れています。出力や駆動力が少ないのが玉に瑕なのでパラレルプッシュプルとかにしないと厳しいですが。管の強度が高く鳴きが少ないことが要因でしょう。管の鳴き含めて『たまたま良いバランス』の球が名球と呼ばれます。対して『バランスは完全で無くとも基礎性能が高い物をバランス取りしていった方が限界値は遥かに高い』が私のオーディオのスタンスです。オーディオマニアよりは設計者に近い観念です。

そんなわけで『大きいので鳴きがあるが基礎性能は圧倒的』なKR 211に使ってみようと思います。KR211は超分厚いガラスであり鳴きは少ないでしょうからどう出るか?

聴いてみました…思ったより効きますね。歪みが明らかに減りました。ミニチュア管のような癖の無さです。ただ少しだけ音場的に抑圧的になります。ただ正解か不正解かなら正解と判断します。システムの、特にソース機器の歪みが少なければ少ないほどこれのご利益はありそうです。追加して購入してみます。

※追記

やはり抑圧感が気になってきた…外すとスッキリ。うーん、難しいですね。


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