QAAの試作品


さて空間系究極アクセサリーといっても過言ではないQAAのステマは久しぶりです

最近オーディオの音が『自然の音』という意味でかつて何処にもない程に近づいてしまいほとんど何も弄れない状況でした(リッピング用PCは別)

最後の認知のピースを優秀なスタジオ達で得て、突然悟りました。特に低音路線の認知ですね。それはピュアオーディオのハイエンドスピーカーの在り方とはまるで違うニュートラル感であり、やはり他のルートも登るべきです。

そんな状況でQAAの主宰が久しぶりにいらっしゃいました。

さて、そして色々と試作品を置いていかれましたがこのブリバリにバランスが取れた状況なのでアクセサリーレビューのハードルがあまりに高いのです。根元的で純粋な改善が可能なものでないと厳しいでしょう。

しかしQAAは『使い道次第では誰が聴いても何処で聴いても良くなると言える』稀有な品です。


基本的にQAAは『空間』と『音声信号』、『電源』のいずれにも効きます。理由?知らないよ。そして優先順位は空間≧電源>>>信号です。空間に関しては『音質はほぼ変わらないのに付近の壁がただ消失する感覚になる』という恐るべき効能です。我輩はルームチューニング材は日本一買ったと思われる人間ですが(インシュレーターも日本一買ってる)これは超異質です。この使い方としては『置いてはならない位置』はありますが余程使ってもトゥーマッチにはなりません。ほとんど音質変化がない証拠です。

とは言え全く変化がないわけではなく、形状と構造に依ります。特に壁際にはこの『積層の木材』がお勧めです。音質変化が最も少ないです。(主宰は絶対にこう言う用途を想定してないはずですがね)『固有振動が少ない』ことと『収束が早い』のでしょう。大体壁の幅60cmくらいが消えます。理由を考えたら負けです。置けばわかります。

効きの範囲は以前ご紹介したこれが圧倒的でスピーカー奥の壁やスピーカー近傍には素晴らしいですが左右の壁を微調整的に消したいときは先ほどの物はかなり良いと思います。鈴状の物やこのポールは全範囲に効果を及ぼしますのでまあこれは色々試してもらうしかありません。

次にこのシール。使い道が無限にありそうですが機器の内部のコンデンサだとライフライク感がトゥーマッチ。回路的に信号に近いとその傾向にあります。真空管周囲以外はアナログ回路には慎重さが必要です。(逆に真空管近くに鈴状の物を置く事は強く推奨します。失うものなく得るものは大きい)

現時点ではそんなにお勧めではありません。

やはり白眉はこのシートです。割れやすいので注意。電磁力が強い部分、電源トランスやブレーカーには本当に良いです。バランスは変わらずトゥーマッチにもならず本当に生き生きとします。録音で失われる何かがフリーズドライの味噌汁にお湯をかけたように実に自然に、見事に戻るようです。特にエンジニアはビックリすると思います。生き生きとするアクセサリーはほぼ全て高調波を付け加えたりして生き生きと見せる紛い物が多いですが…スーパーの肉売場でわざと赤く見せるライトのように笑

天井も最高に推奨できますが逆にスピーカー直前の床はよろしくないです。何故か音の情報が飽和します。トゥーマッチ。最近スピーカー直前に何かするのは避けています。スピーカーセッティングが完全になされていれば位相のモジュレーションと色付けが強いです。硬質な床に適度にカーペットで吸音とかは良いですが、ルームチューニング材で色気出すと良い事ありません。

というかそもそもアクセサリーは(電源プラグやコンセントなどもそうですが)音を良くしてやろうと欲をかく心理につけこんだ物が多く、そういう心理の人間には先程の『肉売場のライト』のような物がウケます。オーディオ機器もその傾向にありますが高価な物を買う心理こそ『凄いと思わせてほしい』という邪念が大きいものです。最近の海外のハイエンドアクセサリーの流行は(特にヨーロッパでは)そのライトも『自然風に見せる脚色』が流行ってますが初めは良いものの結局脚色なので鼻につきます。

床と言えば余談ですがQRD BAD floorも実はあれ床より壁のほうがいいです。むしろ本来のBADより癖が更に少ない。恐らく丈夫な作りだからでしょう。

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まだ他にも謎の液体()を貰いましたが使い道に悩んでおり試してません。というか全く新しい概念過ぎてどう使うべきかわからない。試したら書きます。


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