これは検索すれば沢山出てきます…が、オーディオ狂視点から為されたものは無さそうです。
どうもゲームかマイニングとかで使いがちな話らしいですが、複数のグラフィックボードを使うにはなかなか1台のATXでは厳しいので複数台の電源を必然使うことになります。ただ、これでマザーの電源をオンにしても24pinを使用してるメイン電源からしか電力は放出されません。何故か?
このアサインをご覧ください
24pinをさしてマザーの電源を入れるまでは実はこれらは電源を供給出来ません
- マザーの電源をONにするとPWR OKに電源が供給される
- するとPS ONがGNDに落ちる
- PS ONの電圧がそれによりTTL Low(GNDレベルに下がるってことです)になると全電力が放出される
という流れです。
要は2台目のATXはマザーでの2.が無いから動かないわけですね。そして方法はいくつかあります
1.連動ケーブルを買う
要は2台目のPS ONの線を1台目のそれの繋げてしまうやつです。一番シンプルで楽で素敵です!!!
…使わないでください。
ループで音質が悪化しがちです。おまけにグラボはATX、24pinやcpuはリニア…とかだとノイズがリニア領域まで流れ込みとてつもなく悪化します。てかこれオーディオ超えてエラーとか故障の打率に関わるのでは?でもPC畑のどんな頭の良い偉い人も思考がごっそり抜けててこういう方向に突き詰める人は居ないんですよね。どんな事にも言えることですが仕事でも趣味でも他の物を色々やることは大きな掛け算…SYNERGYが生まれると思います。
実際意外ですがバッテリーにしてからPCのトラブルがまるでないというか鋼鉄の用です。ノイズなのか供給速度なのか?
閑話休題
2.ピンを刺す
これが正解。
さっきの図でいうと15と16番をピンでショートさせます。クリップで『コ』の字にして差し込むだけ。
さて、では電源の入れ方です。死ぬ程簡単ですが。
- 2台共電源をONにする
- 先に2台目が繋がれているもの、グラボとかが点灯するが大丈夫です
- マザー、ON
- 起動
簡単ですね
なおPCをシャットアウトするときには2台目の電源だけは切ってください。PC側では操作不能なので骸と化すまでグラボに延々と電源を出しっぱなしの狂人になります。
“PC複数電源連動” への3件のフィードバック
あまり意識せず連動基盤を使って起動していましたので,ノイズの回り込みリスクの指摘は参考になりました。
※連動なケーブルは貧弱な作りのものしかないため,もともとリニア電源とマザーボードの間に接続して使用するのは避けていました。
とはいえ,ピンでショートさせるのは少し抵抗がありましたので,スイッチのようなものがないか調べたところ,Amazonで以下のようなスイッチが見つかりました(AmazonのURLは長すぎるので省略させていただきます)。
※別のメーカー名でも多数出品されていますが,同じ商品だと思われます。
「Katigan 24ピンのメスATX PSU PC電源スターター、テスターON/OFFスイッチ付起動ジャンパーリッジケーブル、50cm」
本日届いたのでさっそく使ってみましたが,簡単にATX電源単体でオンオフすることができ,便利です。
連動基盤を使っていたときは,しばしば連動ミスがあって元電源の入れ直しが必要でしたが,それがなくなっただけでも快適です。
私以外にもピンでショートさせるのは躊躇する方がいるかもしれないと思いましたので,参考に紹介させていただきます。
上の書き込みの補足です。
昨日注文して今日届いたのは,同じ商品だと思われますが別のメーカー名で1200円で売っていた在庫ありの「ilila-ree 24ピン ATX レッド LED 電源オン/オフスイッチ ジャンパーブリッジアダプター 編組ケーブル 21.5インチ (55cm)」です。
「Katigan 24ピンのメスATX PSU PC電源スターター、テスターON/OFFスイッチ付起動ジャンパーリッジケーブル、50cm」の方が676円と安いですが,納期が8月11日でした。
すみません。
視聴の結果を記載し忘れていました。
比較すると,連動基盤使用時の方が音がキツく,荒いと感じます。
連動ケーブル使用の場合だけでなく,連動基盤使用の場合でも,リニア電源へノイズが回り込んで音に悪影響が出る模様です。