読者が教えてくださったBIOSの更なる項目である
グラフィックボードのメモリは元々256MBしか一度に使えなかったらしい。それが最近それを一度に全ての容量を使えるようにする機能という。これだけ見ると物凄く期待できる。無論これは(恐らく)Roonのみにしか効かないだろう。多分。
さて、これは劇的に変わる。
アンビエントが爆発的に増え、広がりが出る。劇的なので良いのか悪いのかにわかに判断つかない。
その上で先日の『スペクトラム拡散』などの組み合わせがあり、ますます混迷を深める。現にスペクトラム拡散のオンオフの評価もC.A.Mアリで変わってきている。恐ろしく速い手の平返しでお恥ずかしい。風の流法の使い手である。
スペクトラム拡散アリは『自然音の摂理的には明らかに正しい』が『ノイズが気になる』ようになってきた。うーん。
これもそのPCの状態やシステムにより答えはまるで違いそう。なので『これがベスト』などと言えません。
現時点(2023.6.1)では
- speed step off
- speed shift on
- C.A.M on
- スペクトラム拡散 off
とした。この番号は上から『お勧め順』。逆に下ほど…特にスペクトラム拡散あたりは他のハード/ソフト的なさまざまな調整によりいつひっくり返ってもおかしくない。ノイズか気にならなくなればonに是非ともしたい。
スペクトラム拡散に関しては皆様試して頂いて『良かったかどうか』を呟いていただくなどして頂ければデータとなり後学になりますので奮って呟いて下さいませ。
“C.A.M(clever access memory)” への5件のフィードバック
私が魔王に魅了されたのはまさにその在り方によってです。
向上を第一に据えている事によって、前言撤回や考えの変化の表明を全く厭わぬ潔く苛烈なまでのその御姿勢へは尊敬の念が湧き、自然の摂理に対する洞察と感性へは深く共感するばかりです。
さて先に表明しますが、以下超絶に長くなります。
魔王の方向性から得た着想であり、何の確証も無い話ですが一読に値するとは思っております。
思うにPCである以上は結局ゲーマーがやっている事を参考にしていく方向になるのではないでしょうか。
ゲーマー界では消費電力と発熱とファンの騒音と画質とフレームレートの兼ね合いを追求する手段として、BIOS上で出来る事のみならず、より手軽に詳細に把握調整する手段として各種ソフトをWindows上で駆使する世界のようです。
ハードウエアモニタリングソフトで各種パラメーターの現状を把握し、調整用ソフトで追い込み、ベンチーマークソフトで性能の確認をするというサイクルを回して試行錯誤する訳ですが、
PCオーディオに当て嵌めれば消費電力と発熱とファンの騒音と音質の兼ね合いを追求する手段として、ハードウエアモニタリングソフトで各種パラメーターの現状を把握し、調整用ソフトで追い込み、聴感や測定で性能の確認となるでしょう。
例えばCPU-Z、GPU-ZでCPUとGPUの詳細情報を把握し、HWiNFOかHWMonitorであらゆるハードウエアの状態をモニタリングし、インテル® XTUかAMD Ryzen MasterでCPUを各種調整し、MSI AfterburnerでGPUを各種調整を行えば、新時代のPCオーディオが始まるのではないでしょうか。
ハードを既定値で使うだけの受動から、ソフトを駆使して変幻自在にハードを操り自らの趣向に合わせ込む能動のPCオーディオへの変化は、大きな飛躍の可能性を秘めていると思います。
まずは汎用性に定評のあるMSI Afterburnerを駆使して、RTX4090の最高クロック状態を維持するように固定して試聴するのがわかりやすいと予想します。発熱による故障にはお気をつけ下さい。
(実はCPUのクロックも一定に固定したら面白いのではないかとも思っております。)
多分ここまで終えるとRTX4090クラスでの高クロック維持時の発熱とファン騒音の低減への欲求や、さらなる高クロックや高性能への興味が噴出すると思われます。
そこでここからがお手軽万人向けの楽しい情報になるのですが、私が注目している今開催中のCOMPUTEX 2023(2023台北国際コンピュータ見本市)で出てきた最新情報の中で、オーディオPC向きな物がいくつかありましたのでお伝えさせて下さい。
液体金属使用簡易水冷最上位グラボのASUS ROG MATRIX Geforce RTX 4090
(これは強烈な魔界アイテムでしょう。手軽に空冷より高性能。ポンプ作動音とファンの風切り音がどの程度か次第ではあります。)
DDR5オーバークロックメモリのG.SKILL Trident Z5 Neo RGB8,800MHzと、フラッグシップモデルTrident Z Royal Eliteは8,000MHz以上をターゲットに開発中
(オーバークロックメモリ最上位は8,800MHz超えの時代がやってくるようです)
謎の立体構造物なStreacom SG10
(謎の魔術であるループヒートパイプ方式によってCore i9-13900KとRTX 4080を完全ファンレス駆動するPCケース。紛れもない魔界アイテムでしょう。)
750WのファンレスATX電源なCooler Master MPS-7501-AZAP
(面白いのはヒートパイプとベースプレートを実装し筐体底面そのものがヒートシンクになっている事。魔界アイテム足り得るかは謎。)
その他の主要な情報としては、RTX4090Tiが開発進行中で600Wという噂です。
発売があるかは市場の動向次第でしょう。
ありがとうございます
おっしゃる通りで音を良くする為に手段やイデオロギーを持ちません。何かの主義主張や過去の自分の言葉に囚われる事はそれの足枷になるだけです。ですので恐ろしく早く手の平を返します笑
絶対『前に良いって言ってたのに、赦さん』という方も居られるはず…
液体金属とは…これは強力そうです
振動的にも有利でしょうしこれは明らかに有効そうです
べらぼうに値段がかけはなれているわけでもなくこれから4090を買うならオススメしたいですね
GPUのOC、これは他人のお宅で実は試させてもらいました(私はROON OSで不可能)
めちゃめちゃ変わります
基本的には解像度が上がるhigh fidelity路線でした。ただ恐ろしく電源を喰うことが問題なのか(電源が弱かった)ある程度上げると歪みも出てくる感じでした。しかしこれは大変弄る価値があることは確かです。
4090Tiは…出たら買ってしまいそうですね…
3080→3080Ti→3090と上がるごとにかなり劇的に変わりましたからね
GPUでRoonの音が良くなるというのは、GPGPU(GPUによる汎用計算)でフーリエ変換しているのでしょう。軽く調べた感じなので合っているかは自信無いです。
だとすればGPUの性能に比例して音が良くなるのは不思議のない自然な話でしょう。
一体どこまでGPUの性能が上がれば人間の認知限界を超えて満足に至るのかなど色々興味深いです。
GPUのOCに関して、魔王のお言葉によってある記憶が想起されました。
現在販売されている製品には問題はないようですが、2020年12月製造以前の○easonic製電源(OEMも)の一部で、RTX 3080やRTX 3090などを使用すると、ゲーム中やアイドル時などにPCの電源が唐突に落ちるという情報がありました。
どうやら原因はGPUから発生する高周波ノイズの影響により電源の保護回路を担うICが誤作動してPCが落ちるとされています。
実際の原因はどうなのかわかりませんが、私はRTX30世代のGPUチップの製造を請け負った企業の質がそもそもの根本原因として怪しいと疑っていますが。
ノイズ以外では電源容量の余裕や供給レスポンス(GPUはこれ重要ぽい)等も音に影響あるでしょうね。
それにしても魔王が聴感でそのあたりを感じ取って見透かした事に驚くばかりです。
なるほど!
アイドル時に落ちるならこれは純粋な電力負荷ではないですね。高周波部分でダウンするなら納得です
というのも聴感的にもGPUのノイズが他の部分に回り込む悪影響は半端ではなく、マザーボードから完全に電源的に切り離す(PCIEからの電源も供給させない、外付け化)であまりに劇的に良くなるのはそこら辺にあると思っておりました
そしてそこまで電源を落とすほどであるならOCでも電源には悪影響があって当然でしょう
大体音の問題は聴感でかなり切り分けられますが『電源由来の悪影響の音』でしたので納得です
私が現時点で提起できる残るネタとしては、BIOSで設定変更可能な内容だと、
CPUやメモリをそれぞれのクロック設定は同一で電圧だけを上げたら音に変化はあるか?
(最近のマザーは危険な数値を入力すると数字が赤文字の表示になって教えてくれますが上げすぎると壊れます。)
CPUやチップセットの省電力系機能を切ると音に変化はあるか?
使用していないUSBポート(特に3.0ポート)をオフにしたら音に変化はあるか?
です。既出ならばお見過ごし下さい。