※物凄くオーディオでやることが多く写真を撮る余裕がありません。後日もう少し色々撮って飾り付けます。期間限定の文書の主体のスパルタンな記事でも喰らうが良い、ハーッ!
超希少旧ソ連ヴィンテージワイヤーに頼らないで位相ビッチリ癖ナシ厚みアリの至高の音を出すためのトライアルです。
このワイヤーを持たざるシステムがこのワイヤーをフルスロットルで使用したシステムと殴り合うならMSB select dac位は最低持ち出さないと無理ゲーです。それを可能なら皆様にばらまいてオーディオ業界及び音楽業界をぶちアゲるテロリストとなりたい。完成すれば大量破壊兵器になるねコレ。
究極のワイヤーがエナメルだったことからエナメル攻めします。結局振動を上手くダンプしつつ軽量化の為には最後は極薄被膜が勝つのでしょう。現代生産のエナメルは分厚い上に静電気が強く出る素材なので良くない。薄いことは静電容量の低さにもつながる。
日本のケーブルメーカー…ガレージも含めて全て観測してますが、とにかく無駄に物量をかけて多重被服を施して『バカなんじゃないの』と思います。ケーブルは大体科学です。インシュレーターは更に科学。これは長くなるので今度書こう。
エナメル線と言っても広く、軽く10種類はありそれらの物性を途方もない時間をかけ、時にはAIも使って調べた。そして包括的には原初のエナメルが良かった。シェラックである。まあ漆も特性的にはかなり良いが、銅リボンに漆塗った製品が(スピーカーケーブル)とてもよろしくなかったので精神的に漆はペンディング、というかそれこそケーブル科学的にはあれでスピーカーケーブルは無理ですな
(ちなみにリボン導体は科学的には色々な意味で下策のおバカさんである。中空導体と違い誘導起電力により相殺され高周波的には全くよろしくない。しかも振動がビラビラと載るので固有音がエグい。一時Zensatiのケーブル広めてた奴はメーカーごと『信用ならないボックス入り』である。)
さて、シェラックの結晶は手に入れた。エタノールで溶かして塗布するのだ。これで真エナメル…誘電率、静電気、静電容量、軽さの全てを兼ね備えた極薄のスーツは出来る。
問題は導体。旧ソ連のワイヤーの導体自体が神憑りによかったのだ。被膜はこちらが優れているので導体で少しでも負けないようにして総合的に引き分けを狙いたい
今回沢山の猛者を揃えた。トップバッターは三菱電線の秘宝 DUCCである。φ0.18mm
さてどうなるかな
“真エナメルワイヤー総論編” への3件のフィードバック
いつも大変興味深く拝見しております。
逸品館の波動ツイーターの導入を検討しており、スピーカーとの接続にエナメル線0.2mmというコメントを読んでエナメル線を物色しておりますが、市販品でこれはというものが見つかりません。
そこで自分で作ってみるべくシェラックと無水エタノール、品質不明の0.2mmの裸銅線を調達中ですが、本記事のトライアルがどのような結果となったのか、またシェラックでのコーティングのやり方などご教示いただけると大変助かります。よろしくお願いいたします。
ご愛読ありがとうございます
素晴らしい…まさかそこまでやる方がいらっしゃるとは…
シュラックですが音はとても良かったです。現在例の0.12mm旧ソ連ワイヤーが沢山あるので量産はしなかったのですが。
シュラックのコツは正直あまりありません。家具とかに塗るなら平滑にする達人技?が必要そうですが何しろワイヤーですから。
かつあまり厚くする必要はない(というかやってはならない)ので私は5倍希釈くらい(濃いめ)で浸して造りました
ただワイヤーの束でやると大変なことになるので敗北必至です
切ってワイヤー単体でやりましょう
束で浸すのは色々危険と思っていましたが、やはり切って浸す感じですね。ワイヤーが届いたら試してみます。
細かい作業にまでコメントいただきありがとうございます。ツイーター導入に弾みがつきそうです。