本物のワイヤーを造るか悩む


tweetしたのだが、DJ swing氏がいらっしゃった。4回目だったかな。

前回から今回の間で飛躍的に音が良くなった。それこそドラゴンボールに例えるとフリーザ第一→第二→第三…と来て次いきなりゴールデンフリーザになる位は跳ぶ。

知能に例えるとハツカネズミ→カワウソ→イエイヌ→チンパンと来ていきなり藤井聡太くらいは飛躍する

何故か?

一番大きいのはまずはヴィンテージワイヤーだ。ウクライナから取り寄せた極細のやつ。この以上なクオリティのワイヤーが大きい。なお今(2023/5/13)ウクライナから更に細い0.1mm版を取り寄せ中。0.35mmと併せて元祖とレビューしたい。

これをグラウンド線として、あるいはpre→POWER間のインコネとして(贅沢過ぎる)使用しているが『音は柔らかく、アンビエント成分も豊富でかつ雑味が根こそぎ無くクリアー極まる。位相のにじみが激減して、逆に他の全てのケーブルの位相の滲みが我慢できない。よってトランジェントが桁違い』というもの。情報量もまるで違う

で、それによって『スピーカーやスーパーツイーターの極僅かなズレが気になるようになる』。かつて無いレベルで物凄く精密に合わせることが容易になる。

JORMA statementがもう魔界の飾りになっている。基礎性能が6桁くらい置いていかれている上に音楽性能も優位性はない。


最後にこれが大きいのだが、QAA。空間を滲み無く観れる様になるが故にこれを精密に使いこなせるようになる。

これ自体は悪魔的能力を持つルームチューニング材である。無論低音の周波数などは弄れないが、特異的な副作用が無い。これ大事。空間系アクセサリーは山程使ってきたが大体どれも色々ねじ曲げて不自然になる。

『アコースティック楽器を頑然で聴いたような音の広がりと比べるとどんなシステムもスピーカーってやっぱりスピーカーなんだよね』が完膚なきまで解消される。

今までの『うわあ、これは立体的で空間が凄い!』『空気そのものを持ってきたみたい!』という過去の全ての体験とは異次元。

だが結構使いこなすのは大変で、前にも書いたが音そのものではなくフォースや流れを観ることで微調整が必要だ。『音を聴く』のではなく『感じる』ということ。その上でこのワイヤーが恐ろしい兵器になる。

…だけどゆくゆくは『過去の遺産ではなく新規に造りたい』ですよね?皆様に体感していただき、これが前提の人権としてみたい。高くはならないだろうし。なんだかますますオーディオアクセサリー業界を滅する方向に言ってますが、その分音源に回す金が増え、或いはエンジニア様もはるかにハイクオリティの音源を造れるようになり音楽業界もハッピーハッピーですな。

蜜蝋ケーブルでわかったことは『理詰めでヴィンテージワイヤーは殺せる』ということ。

では究極のワイヤー、造ってやろうじゃねえか、となる。ではまた蜜蝋で煮るか?候補ではあるがちょっと重い。極細ワイヤーの利点である軽さを追求したい。

かつ石油由来の物は使わない。静電気が起きるからね。絹すら静電気による癖が鼻につく。

ここは本物のエナメルだな。シェラックニス。ヴィンテージワイヤーの中でも特に古いものすら見かけません。1800年代後半には使われてないから。量産に向かないからね。高いし。

でも圧倒的にデータは優れてます。誘電率、静電気の起きにくさ。ダンピングも良い。

これで少なくともアースワイヤーとインコネ小電圧部(pre→powerとかパワードモニターの手前とか)には誇張なしに最高のケーブルになるだろう。

蜜蝋より遥かに面倒だが頑張ります。


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