リジェネレーターの簡単さと難しさ


リジェネレーターは非常に強力だ

しかも進化が激しく一昔前の物より鈍らず強靭な駆動力がある

特にPSオーディオP20あたりなら一世代前とは雲泥の差でありそれはパワーのみならず自然さ、滑らかさ、美しさ、音数、質感全てが飛躍的に向上している

しかしながらリジェネレーターには幾つか注意点がある

1.使うなら同じくリジェネレーターから全ての機器を取るべし(小さいのはやめとこう)

まず最悪なのは”機器ごとに違う周波数が混在しているとノイズビートで凄まじく音質悪化すること”である。60hzや80hzに出来る機器をプリアンプだけに、とかやると地獄。なお派手になるのでそれで良くなったと喜んでいる人も良く見かけるが歪みと違和感で我輩は五秒も聴いていられない

同じ周波数でも違う位相だと違和感は残る

2.リジェネレーターより強力なモンスターアンプにはお勧めしない

あたりまえですな

結局アンプなので(例えアキュ方式でも)ウルトラなモンスターアンプだと脚を引っ張りうる…が機器次第ですな

あとリジェネレーターが200V入力だと電流半分だからか脚を引っ張りにくくなる

裏を返せばヘッドホンにはリジェネレーターは良いのではないだろうか

3.御姫様扱いすべし

アンプ以上に設置やケーブルの影響を受けるので篤く手をかけましょう

要はリジェネレーターの良さは環境に左右されにくい強みである

悪環境であればあるほど有利なので”専用配線使えない””電源が汚い”などの時はP20あたりは救世主となりうる

アキュフェーズは1220までは良く知っているがどうしても大人しくなる傾向にある。新型の1250は果たしてどうなのか?期待

光城の最大の問題は容量でありガチガチのスピーカーオーディオには使いづらい

出力はスイッチングノイズのお陰で汚いが肝心の音は躍動感があり愉しげで悪くない

ラックスマンは”コンセントをアイソレートした”とか言って渡り配線にフェライトコア付いてるだけなのがなんかイヤ

音は評価する程聴いていない


“リジェネレーターの簡単さと難しさ” への3件のフィードバック

  1. 代理店契約終了によりPSオーディオのP20が購入出来なくなってしまいました。
    リジェレネーターとは違いますが、EMC設計のBプランやISOTEC NOVAの導入は救世主となりえますでしょうか?

    • 返信遅くなりました!
      というのも熟慮を重ねておりまして、中々良い回答が出ません
      PSaudioもそもそも強力なアナログパワーアンプに対してはやはり駆動力の足を引っ張りうるので完全ではありませんが、他もまた難しいのです

      isotecに関しては精通していますが、これもまた難しいです。例えばベースとなるチョークコイルを使用した電源ですが、そもそもチョーク自体はコモン・モードノイズは取れるものの色々と癖も乗り、DACなどのメインコンポーネントにはあまり使いたくはありません。isotec自体は癖は少ない方だとは思いますが、やはり細ります。
      EMC設計のプランBは要は専用回路ですね
      これは良いことしかありません。
      これをやってから、そのさきを考えるというところでしょう

      • ご返信ありがとうございます!
        お忙しい中、お時間を割いて頂き大変恐縮です。

        それでは専用回路から着手したいと思います。
        グルマンさんのおかけで余計な山に登らなくて良いので、私のような予算の限られている者にはまさに救世主です!
        今後とも宜しくお願い致します。

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