バッテリー+DCDCコンバーター追記


どうも非Roon向けPCの項で書いてたのでグラボ使わない前提で進めていました。つまりはTAIKOベースで考えてましたがグラボまで行くとHDPLEXでは足りません。400Wしかないので…とは言え4090でも1枚なら行ける可能性もありますが。

まあHDPLEXを2枚使えばセーフ…ですがあまりお勧めはしません

というのもDCDCコンバーターの…というかATXでもそうですがアキレス腱があります。無論これはTAIKOがバッテリー+DC DCコンバーターを使っても同じアキレス腱を持ちます。ですのでそれは無論対策している筈です(事実DCコンバーターをリニューアルした)

海外のATX電源測定サイトなどではわからないこと。それはコモンモードノイズです。測定サイトの残留リップルはノーマルモード(hotだけ)の話。無論HDPLEXやTAIKO DCのデータもノーマルモードです。まあTAIKO DCは圧倒的なデータであり実物を見てもコモンモードのアイソレーションは明らかに考慮されてますが。

さて、先ほどコメントにこのように返しました


そりゃ直バッテリーは圧倒的です…が勧めづらすぎる
だってTAIKOすら臆して諦めた方法ですからね
直バッテリーが強い理由の一つは電源の汚染の相互作用がないからです。
全てバラバラですからね
ですのでATXと同じでそれぞれの経路をファインメットコアとかでアイソレーションしたいです
HDPLEXの1桁前半mvオーダーの残留ノイズは大きくありません(TAIKOは0.数mvオーダー、大電流向けなら良いリニアで0.0数ミリ、バッテリーは無に等しい。しかし大電流だとリニアはどうしても電流供給能力が低く音に癖が載ります)
それよりコモンモードノイズの相互作用が悪さをしています。色々実験したのですが大変なので書けません。が、グラウンドが肝、というか汚染源ですね。

かつ24pinですね…
ここは本当はリニアにしたい
なぜなら大切なメモリーやpcieに対する電源が此処から来ているからです
実は24pinは電流は要りませんが大変繊細です。

直バッテリーの次点でTAIKOのDCDC使用になるでしょう
少なくとも質は大変高い
また出力毎にある程度のアイソレーションはなされてます

バッテリー+Hdplex DCDCでも多少手をかける必要はありますが必ずATX自体は超える筈です。
と書いてて思いましたが強いグラボには電力が足りない…


そう、例えグラボを使わなくともCPUからの強力なノイズがコモンモードとしてhot&coldから逆流し、繊細なメモリーやUSB出力も汚染します。しかもバッテリーなので閉じた回路なので逃げようがない。ですのでノイズをカットせねばなりません…が難しくはありません。

要はCPU自体とその手前のVRMが取り分け問題なので(それは実はformula OCで測定してもらいました)その経路を出来る限り長い延長ケーブルで伸ばして大きなファインメットコアにグルグル巻きましょうこれ辺りでどうでしょう。劇的に効く筈です。

https://www.mouser.jp/ProductDetail/Proterial/FT-3KM-F7555G?qs=0lSvoLzn4L%252BJ%2FMtv2cxFjQ%3D%3D



“バッテリー+DCDCコンバーター追記” への7件のフィードバック

  1. 以前FT-3K50Tをおすすめしていらしたので購入したのですがFT-3KMの方がいいですか?
    こちらも購入しとくか悩んでます。

  2. やっぱそこまで長めのないですよねー
    それ2つほど連結して試してみます、ありがとうございました

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