NBS BL2 分解編


それが中国やタイなどであっても世のハイエンダーはやれリセール価格が、とばかり考える吝嗇家が多い。いと口惜し。

サア、世界初の解体劇を刮目して見るのだヨ

掻き毟れ 『疋殺地蔵』

まずは皮一枚

この青い物は入力側のグラウンドにだけ繋がっている細いエナメル線である。ドレイン線ではなくシールドとは通電していない。繋がっていない導体を巻くとSNが上がるとかないまる御大もおっしゃっていたがこう言うことである。MITもこの技術を使っている。

銅に錫メッキのシールド。かなり目は細かく100%近いのではないか?

もう一枚シールドが出てきた

よもやよもやの三枚目

どれだけ低周波ノイズが憎いのか?

でもこれだけやってる割にはシールド臭い音がしないし、容量により高域が伸びずアンビエントがバッサリ、という音でもない。もう少し分析してみよう

な、 なんだあ!?

私たち…入れ替わってる!?

↑ココね

なるほど、メイン部分は単線で、そこから撚り線に半田づけされてバトンタッチしておるのか

しかも単線の部分は透明なポリプロピレン?かなにかのチューブに入って空気層がある。

なるほどこれがこの図体でシールドも感じず延びがある理由か。それと周りを取り囲むエナメル線が効いているわけだな。

線を向いてみた。絶縁体が恐ろしく薄かった。紙のようである。これは何なんだろう。ETFEのような立派な物には見えない。カプトンでは絶対ない。PEやPPやPVCはこのようになるか?後日半田ゴテで拷問して探る

どうやらこの単線の部分は電流に余裕があるようで無事であった。接続部分以降が貧弱過ぎたのだ。単線のほうが同じ太さなら電流を流せる。もっと太く耐熱性の良い絶縁体の線を使うべきだったのだ。

更なる分析を必要とするようだ。

魔界の主、邪教の館の秘技による合体で新たな命を吹き込み熱にも耐える究極のBL2を造ってやるぞ。


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