コイルの扱い


小ネタですが音的にはケーブルを変える程に大きいです

当ブログでコイルの作り方などを何回か指南しましたが造りっぱなしで大事な『そこからの話』を忘れていました!

振動は電気となり電気はまた振動となる。まあフレミングとか言う知らない人がわかりやすい法則性を作って説明したとか…しない、とか

特にコイル(トランスも)は強力な磁場と大量の巻き線に寄ってべらぼうに振動の音の影響力が大きいですな、特にまともに作ったファインメットは大きい。

まず試して頂きたいのはαゲル。GC8を1/4にカットしてそれを大型コイルなら3個~4個ほど使います

すると癖や歪みがゴッソリ抜け落ちます

逆に言えばその癖は振動によるものですな。

しかしそれだけではダメな場合があります。全体の残響のf特…例えばアンビエント帯域が少なく感じる事があるでしょう。その場合木材をお使いください。色々なコアの下に本紫檀をメインに使用してバランスを取っています。

なおこのようなコイルごときの癖にその木材の音も良くも悪くも劇的に拡大させます。もはやコイルはそれ自身ではなくその置かれた環境のテストに近いですな。

あとはコイル自体をぐるっとマイクロポアテープで一巻きして制震するするなどするとまた劇的に変わります。無論巻き線のキツさも同様です。


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