地獄のUSBケーブル2


AIM UA3もまだまだ良くなるのではないかと思いやってみた

最早原型を留めていないので画像を観て何が何やらわからないと思うが、これはUA3だったものだ。南無阿弥陀仏。

銅編組シールドを剥ぎ取った。これで相当細く、軽量になった。かつ編組シールドはかなり静電容量があり、それすなわちSNのSを削る行為になる。そしてケーブル自体はこれでunibrainより明らかに細くなった。これは期待できる

取りあえず聴いてみたがこれは恐ろしく良くなった!!もうunibrainは相手にならぬ。というか相手になるUSBケーブルなど想像もつかない。unibrainが如何なる高級ケーブルをも相手にしない強みは立体感である。それは微小信号の量、あるいは『基礎性能(正しさ)』から来るものであり、恐らくは圧倒的に細い導体と無駄のない構造から来るものであろう。

その強みを超えてしまった。管楽器の話をしたが、それぞれの管楽器の恐るべき立体感におしっこ漏れそうになった。unibrainも取り返しがつかないくらい魔改造してみようかしら。

どれだけ無駄を拝するかが味噌だがハイエンドケーブルほどこれは却って出来ないだろう。論理的にはNORDOST valhalla2 USBを取り返しがつかないくらい魔改造したら超えられるかも知れない?

※追記 立体感は時間と共にさらに良くなり、質感も非常にニュートラルで妥当になった。全項目がカンストしており『僕の考えた最強のケーブル』的な音がする。まさかこのような怪物になるとは全く想像してなかった。

製作時の注意点はアルミホイルを破かない方がいい。中のパルシャットごと弛みインピーダンスがおかしくなるだろう。我輩もやったがなんとか修復した。それと切れるニッパー使用を推奨。

それとスピーカーセッティングなどが強く求められる。限界値が高く無味無臭というのとは救いはなく問題を露呈してしまう。事実アクセサリーを僅かにトリミングする事になった。逆に言えば『絶対変えなくていい安牌』となりそれが増えることはとても望ましいと思う。


“地獄のUSBケーブル2” への6件のフィードバック

  1. エンジニアにオススメするUSBケーブルはどんなものになりますか?改造等しないといけないのかもしれませんが…
    システム上2m必要になるのですが、何かご教授いただけませんか。

    • もちろんです
      カッター一つで出来るので多分どなたでも可能です
      これは私も使っていて値段関係なく最高のUSBケーブルと自負します
      癖なし、超フラット、音数多し、レンジ広し
      書くとつまらないのですがAIM UA3の外被のジャケットを取り去ってください
      そしてその内側のアルミホイルは何とか取れないように慎重に
      しかし多少アルミホイルが解れてしまっても構いません(不可避です)

  2. エイムUA3が届いたので早速ジャケットを取ってみました。

    不器用な自分でも,以下の手順で作業したところ,スムーズに外被を取ることが出来ました。

    中心部のゴムをどのように上手く取るか悩みましたが,1の方法で取り外すことができました。

    さて,現時点では劇的に良くなったとは感じられないのですが,エージングによって大幅に変わるのでしょうか。

    とりあえず,(1)~(4)の中では一番好印象だった(4)で音楽を流してエージングしております。

    もしエージングによって大幅な改善が期待できるなら,エージング時間の目安を教えていただければ幸いです。

    <作業工程>
    1 小刀でゴムのケーブル左右の外皮を削り,中の線を引っ張って左右に開くように取り出して中心部のゴムから取り外す

    2 小刀でケーブル端の網を切った後,膨らんだ網とケーブルの間にハサミを差し込んで切り進める

    <ファーストインプレッション>
    (元環境)
    PC
    →fibbr Alpha USB A-B Optical fiber digital audio cable(USB B端子にPRaT sound GRV-RISER-USB(延長端子仕様)使用)
    →Innuos phoenix USB Reclocker
    →Sablon USB evo cable(ケーブル両端にPRaT sound GRV-RISER-USB(延長端子仕様)使用)
    →Mola Mola Tambaqui

    (1)PC→fibbr Alpha USB A-B Optical fiber digital audio cable→Innuos phoenix USB Reclocker→UA3→Tambaqui

    Sablon evoからの置き換えです。
    比較すると,躍動感が減ったように感じます。

    (2)PCとTambaquiをUA3で直結

    低音のアタック感が目立ちすぎて聞きづらい印象です。
    自分の環境ではUSBリクロッカーはあったほうが聞きやすいことがわかりました。

    (3)PC→Sablon USB evo cable→Innuos phoenix USB Reclocker→UA3→Tambaqui

    やや低音のアタック感が目立ち,音が薄いと感じました

    (4)PC→UA3→Innuos phoenix USB Reclocker→Sablon USB evo cable→Tambaqui

    fibbr Alpha USB A-B Optical fiber digital audio cableをUA3に置き換えた形です。
    ややスッキリして解像感が上がった一方で,音の厚みや温かみが減少したように感じます。

    • sablonは物凄く厚みと躍動感を出してくるのですが、それは良く聴いて分析すると『振動の脚色による魔法』なんです。ただその脚色は暖かみもある最近ヨーロッパハイエンドで流行りの手法なのでひとつの世界ではあるのですが。しかしニュートラル性や特に情報量などの絶対性能に欠けるのです。
      UA3は銀線なのでバーンインで温度感はかなり変わりますね。リファレンス的な存在のunibrainと温度感はほぼ変わらないくらいです。

      • 回答ありがとうございます。
        バーインで温度感がかなり変わるということですので,しばらく繋いだままで様子を見ようと思います。

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