インシュレーターを論ずる2


理想のインシュレーターとは何だろう?

早く減衰し、付帯音が無いことである

フローティング…特にゲルが近い

ちなみに我輩は†アルファゲル教教祖†であり以下は布教を兼ねているがタイカ社の株も持っていないしアフィリエイトすらしていないことを此処に記す、まさに聖人である

どんなアイソレーション装置やゲルにもf0があり、この周波数以上に振動減衰が働き、しかもf0が低ければ低いほどに減衰力もあがる

これは除振台の機構別の振動減衰及びf0である

これらを使うと基本的には超ハイスピード、高解像度、高SNと徹底的にオーディオ性能は上がる。金属スパイクで出る付帯音による金属音ではない更なる高速な金属音が再生できる。”ブヨブヨした音”とは真逆の音だ

だが注意しなければならないのは”上手く調整しないと多用するとデッドな音になる”ところだ

振動のf特として相対的に超低域ばかりが上がる形になるので、何かで振動(響き)を付加せねばバランスの取れた豊かな音にならない

解決法としては厳選された木材、またはベルデン9364、sirtone 11008あたりがアンビエント豊富で”ゲル等で基礎性能は劇的に改善すれど音楽性が…”という時に救世主となる

YGやWilson、そしてソナスファベールなども上手くゲルを使い高い成果を出している

ソリッドという考え方が時代遅れだと私は断言したい

ゲルの使い方、勘所についてはまた改めて


“インシュレーターを論ずる2” への2件のフィードバック

  1. こりゃ自分の方法を見直さないとと思うのですが手遅れのようです。インシュレーターであるところを強調して消えたところをケーブルで補ってとかハチャメチャに、コテコテにシステムを組んでます。アクセサリーでハーモニクス系を多用してるのも方向性が違うかもしれません。まあオーディオいじって楽しんでるだけなんで、邪道者DESUぅ~

    • とんでもない!
      私も割れ鍋に綴じ蓋の手法の極みと言われていた事もありましたし、当時よりは全然状況は違いますがそれでも割れ鍋に綴じ蓋はオーディオには不可欠です。特にルームチューンと振動コントロールはどうしてもその要素はあるのです。ルームチューンは概念がそもそも割れ鍋に綴じ蓋100%です。
      ケーブルはそれをやるべきではないと思いますが。

      そしてそもそも機器を弄ったり造ったりした経験があるか無いかで最も別れる視点は『あらゆるコンポーネントは割れ鍋に綴じ蓋の結果出来ており、素晴らしいバランスの機器はそれだけ割れ鍋に綴じ蓋を極めた結果』なのです。
      無論部分部分で割れは少ないようにやってはいるでしょうが。

      ハーモニクスはインシュレーターは物と使いようでしょうが良いものです。

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