AETのハンダ新作レビュー


秋葉原はヨドバシカメラに行った。

神器『聖遺物かないまるハンダ』の為に万全の用意をしたかったからだ。まさに聖遺物であり1ミリ足りとも無駄に出来ない。なのであらゆる細々とした備品を揃えて万全の状態で望もうとしたのだ。

そして気づいたらAETの半田を買っていた

気に入っていた音の良い半田が無くなったからだ。audio creationというメーカーのハンダが良かった。クリーンで明るく癖がない。

鉛入りの良くある共晶ハンダも悪くはない。何故なら『本来全ての機器はそれでバランス取り』されていたわけでありそれが前提ならそれでいいのだ。鉛によりダンプされ地味でデッドだがピークは全く無い。

それに比べてほぼ全ての鉛フリーハンダはピークや癖がある。フラットならばライブでもデッドでもバランスは何とでもなるが癖はどうしようもない。

そして何やらこのAETの新作はやってくれそうな気がした。というか昔まさにこのヨドバシカメラで先代のAETハンダを買っている。

ライブでクリーンで現代的なサウンドのハンダが欲しかった。これで良ければ実にありがたい。この記事を書いている現在AET代表の小原氏は生きているので聖遺物ではなくじゃぶじゃぶ使えるからだ 。

さて、使用箇所は訳あって秘密だが使ってみた。期待以上である。癖がなく、そして実にクリーンなサウンド。そして良い意味で実に明るい!

これは傑作だと思う。ヴィンテージハンダより余程良い。ヴィンテージワイヤーは奇蹟のサウンドが稀にあるがハンダは無色透明の黒子であるべきで、かつヴィンテージハンダはそうで有りにくいと思う。ドイツやイギリスなども結構試したけど。むしろ最良のヴィンテージワイヤーや最良のヴィンテージオイルペーパーコンデンサに近い属性のハンダはヴィンテージよりはこのハンダ説も無くはない。


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