スピーカーの間に床置きのパワーアンプがある。思うところありケーブルの取り回しを考えて90度回転させた。
なんという事でしょう。
音場が壊滅しました
スピーカーはパテで固めてあり1ミリたりとも動く余地がありません。
これが『スピーカーセッティングは左右対称などどうでもよく部屋との兼ね合い』なのです。パワーアンプの回転で反響が変わったのでしょう、あるあるです
使う音源はこれ。とにかく古いモノラルがいい。なお変にリマスタリングされてると位相がおかしくなって音場情報が無くなり奥行きやピントがわからなくなるので注意。
さて、右からのフォースが強いので右スピーカー正面にトーキックを何発か喰らわす。
左右のフォースは揃ったが何か流れがおかしい…というか音場の右側の密度がスカスカしている。これは右側のスピーカーが外に向いているのだ。
スピーカーの右肩を押さえ、左ボディ…レバーの辺りを殴る。引きながら殴るのがコツだ。
果たして左右にフォースが片寄ることなく真ん中に密度を持って屹立した!
では確認の為にこれ
フルトヴェングラーである。古ッ!
楽器が多くて奥行きもありセッティングが完全でないとろくなことがない。なおこれでセッティングは止めた方がいい、あくまで確認。
どのパートを取っても問題ないことを確認して終了。パテで再び封印する。