買ってしまった
壺に接続する、本体とあまり価格が変わらぬ謎の物体。HF レヨネータ、という。
説明もしたくないし、説明出来るほど正気は失われていないし、検索もしてほしくない。
が、アンテナであることは確かだ。500MHzから5GHzの間を10個の周波数で指定されており、具体的にはLTEやwifi規格などの周波数に合わせているようだ。アンテナだと逆に電波を輻射するのではないかと思うが忘れよう、いいね?
さて色々実験するにあたり、ケーブルを作った。付属のケーブルが短くて実験には不足だからだ。取りあえず適当にモガミのスタークアッドマイクケーブル2534使用。色々実験できそうだからだ。念のため『189cm』にした…この単位を作った御仁もゆんゆんしておる
わかったこと
- 高さで変わる。家族に協力させブラインドテスト敢行したが『高中低』を一度も外すことはなかった。つまりは残念だが音は確実に変わる。
- 頭の高さがベスト。靄が晴れたかのよう。高いと効果は少なく、高いと音場の上下の繋がりがおかしい。残念だが。
- ケーブルで音が物凄く変わる。high fidelity cablesのスピーカーケーブルまで持ち出したが、high fidelity cablesの音全開である。露骨な奥行きと音像の立体感。ややデッド。モガミは明るい。しかし機材に使うのと違って歪みの多寡が表出しないのでhigh fidelity cablesの旨味はかなり少ない。取りあえずモガミでテスト続行
- モガミはシールドを入力接続/出力接続と試したが繋がない方がベスト。
- インシュレーターを試す。やはりかなり変わる。残念だ。
- 沢山用意した。何なら壺本体にも試したが相当変わる。これもアンテナですから。で、変化だf特及びf0そのままである。ゲルでf0を猛烈に低くすればその通りの音に、石英は石英の癖が見事に反映される。インシュレーターの響きも反映されるのだ。無念。
- しかしやはり歪みや絶対性能などの変化は無いのでやはりゲルの旨味は全く無い。我輩に喧嘩売ってるのかこの壺めが。
- 現時点ではAIRBOW woodboyシリーズが何故か良かった。キャラクターはそのまま載るが性能という側面が無いため機器に使う評価とかなり変わる。
- では先の記事に書いたスマホの機内モードのオンオフの差はどうなったか?…2割ほど減った。自分でもゆんゆんである。とは言えまだまだ容認出来るものではない。
オーディオファイルたる我輩の方がある意味ゆんゆんしていて残念だ。しかし魔界ではかなりの差であり特にhigh fidelity cablesとモガミではそれなりのオーディオファイルなら全員余裕でブラインドテストで聞き分けられるだろう。
とは言えコスパは微妙だ。現時点では壺本体を含めても2万のミニレヨネックスが威力対コストは圧倒している。ミニレヨネックスに関してはオーディオアクセサリーとして考えるとズバ抜けたコスパだと思う。
ケーブルも色々試してみようと思う。オーディオ用途では使い物にならぬガチ高周波ケーブルもテストする価値はありそう。NORDOST無双の恐れもある。
この記事読んだらこの界隈のゆんゆんな連中があまりの気持ち悪さに震えるのではないだろうか?
“怪力乱神!魔人VS 電波ゆんゆん” への2件のフィードバック
送信アンテナは高周波源につないで空間に電磁波を放出します。受信アンテナは空間の電磁波を受けて(吸収して)高周波に変換します。アンテナは基本的には送受信どちらにも使えます。優れた送信用アンテナは優れた受信用アンテナになります。また高周波は周波数が高いのでインピーダンスが合ってないとケーブルに「定在波」が出来きることがあります。周波数が高くなればミリ単位で変化します。この辺はアマチュア無線のベテランが詳しいと思われます。私はヘタレなので高周波(低周波も)よくわかりません。
ちなみにW1JR巻の「W1JR」は有名なアマチュア無線家のコールサインです。
コメントありがとうございます
なるほど、勉強になります
となると容量のあるグラウンドに繋がないと電波を受信しての電流変換(要は廃棄)に繋がらないわけですね
高周波での定在波や反射(VSWR)は頭が痛いですね
クロックのように周波数が決まってればいいのですが、このアンテナの場合なにがなにやら…私の手に余ります…