現時点まで低音に纏わる話をしてきました。それは低音…大きなセッティングをせねばミリ以下の高音に行かないからですな。
まずは大まかな配置のビジョンが必要です。
- スピーカーの定められた視聴距離、更には指定あらば横幅も勘案
- そこから導き出される正三角形~1:1.2の二等辺三角形の大きさ
- 部屋の大きさと配置可能場所の勘案
- 左右対称に置くか非対称に置くか
- 横長縦長
- 低音スイープと耳と測定
- 低音系ルームチューニング設置
この順番がいいでしょう
Tips
- いくら大きな部屋でも小さめの三角形が圧倒的に望ましい
- 小さい部屋で視聴距離の長いスピーカーなら横長以外選択肢なし(なおディップはあまり無くなると思われる
- どんな高いスピーカーでも定められた視聴距離取れなければ10万円の物に劣る
- 奇数分割だのは大抵の部屋で不可能、シミュレーションも不可能なケースが多いので耳か測定で勝負
- 耳の方が圧倒的に早い
- いつから左右対称が良いと錯覚していた?(低音は非対称のほうがいい)
- 45度斜め配置も低音が良く壁の反射の影響も少なくて良い。しかも三角の大きさが取れる。可能な環境ならやる価値はある。
- 半端な斜め配置はお勧めしない、あなたが盲目の剣士とかなら別だが
- 低音のルームチューニングは当ブログの該当する記事を読んでから行うこと。日本で手に入る大抵のルームチューニング材は全く低音に効果無し。それが高価な物でも、あるいはハイエンドショップでも大抵低音には無意味な物を押し付けられる。大抵ではないな、全てのショップと言っておきます。反証お待ちしてます。
次からは高音に入ります