まず今恥ずかしくて死にそうである。
どうもかないまるタップの取り回しをごそごそしていたら事故ったらしい。魔界でごそごそするということは命を賭けるということ。誇張ではないのは来れば分かるだろう。更には飛んだり跳ねたりする必要がある。バランス感覚…耳ではなく身体の話だが…も必要なのだ。結果、右のスーパーツイーターの後部インシュレーターが外れてた。
卓越した耳の持ち主である氏に指摘され『再調整するか』と思って氏の帰宅後聴いてみたら『確かにピントが甘い』。もはや完全に事故級なのである。これはゲルが外れてるとかの話ではない。クロックがどうとかのレベルですらない。それであわてて良く良く確認したらコレである。事故は客の来訪前に起きる。あるよねコレ。
インシュレーターを戻したら見事に昨日までの音に治ってホッ。
さて、謎アイテム(QAAと全く関係ない)も試させてもらい大変話も盛り上がった。(ゲルを使いこなしつつある。さすがアクセサリー遣いのトップランカーである。)
今回特に勉強になったのはこの曲。
タイトルの通り、American Idiot
音圧は凄まじく、『THE海苔』
オーディオファイル的高音質録音とはその意味ではあまりに遠い。ギターなどもディストーション極まる。音も中域に物凄く集中している。
が、調整にあまりに使いやすい。感動した。
中域にディストーションを伴いつつ大量の音が詰め込まれており、バランス、癖、解れかたなどを見るのに極めてわかりやすい。丸めたりして誤魔化しても上手く行かないと思う。
しかし打てば響くわかりやすさで、それらをクリアーすれば『超海苔』とは思えぬ楽しく聴ける音源。『音圧高くても楽しめるかどうかはエンジニアリング次第』と理解した。
先ほど完成した2個目のかないまるタップをサブウーファーにも使用したがこのタップの素晴らしさ(癖のなさ、音触の良さ、爽やかさ)を、更には『正解不正解』をこの音源は非常に分かりやすく提示してくれる。
サブウーファーでわかるのか?
わかるのですよ、これが。