VS光城crystal 3.1


『既にタップの頂上と同列なのに今更2万円程度のタップと比べてどうするの?』という声が聴こえる

だがつわもの達からやたら評価が高い。やたら高いのですよ…。当然つわもの達なのだからニュートラル&フラットを求めるわけで。かないまるタップの力を見るためには丁度良いのだ。我慢できずに買ってしまった。

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『アクセサリーには確たるヒエラルキーがなど無い』

多くの場合…特にケーブルや電源タップは固有のイコライザーの『設定』が定められているだけである。余程特別なギミック付きを除き『階級』などないのである。絵の具の緑と赤に優劣があるだろうか?

しかし中には『透明な塗料』もある。ニュートラル&フラットって奴ですな。高次元のエンジニアやオーディオファイルはとても好む。好むのではあるが…

だがそんなものはツチノコのアルビノ並みに貴重であり、簡単に見つかったら苦労しない。

そこで人柱を超えた人柱の運営するこのブログがあるわけです。

さて、そんなわけでかないまるタップと対戦させました。現時点では値段度外視無差別級で無職もとい無色の帝王。

Crystalは午前中届いたので聴いたが入念に半日バーンインして仕切り直し。22時まで色々な手法でバーンインを喰らわす。大逆転はあるのか!?

磁石を刺したり抜いたりと色々な条件で素性を探った。下は『悪魔の板QAA vibes board』。ノーハンデである。

だが結論はそんなに変わらない。

星の数ほどコンセントを聴いてきたけどかなりアメリカン電機っぽい音がする。アメ電7110。リン青銅の音だ。メーカーサイトを見ても何処のコンセントかは書いてなかった。

だがアクセサリーをやりすぎて『絶対アクセサリー感』を得るに至った我輩の読みは、特に最近シビアな試聴をやりすぎて精度がかつて無い所まで達している。お前はアメ電だな?

アメリカン電機もニュートラルと良く言われるコンセントだ。作為的な所はなく、ニュートラルで元気の良いコンセント。だが少し高音に元気の元となる明るい帯域がある。リン青銅の振動のピークか?そしてそのお陰で更にその上の帯域が見えづらくなっている。高域が自然に伸び切らない所がある

一見酷評しているようだがとんでもない。この世のほとんどの電源タップと比べても癖はない。フラット&ニュートラルに偽りなし。

かないまるタップが異様なほど無色透明なのだ。

PEQの実機に例えるならCrystalはフラットポジション、何も弄ってない状態だ。

対してかないまるタップは『そもそもPEQに繋げてない』ということである。


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