かないまるタップと最強タップ


とうとうチクマpossible4GⅡが立ち塞がった。最強タップである、と言っても差し支えはない。CROSS POINTの最新最高級も聴いておりまけんが強いことは想像に難くないですがね、同社は電源では常に強い。最近のコンセントプレート、コンセントボードの組み合わせも素晴らしい。ただオールージュ時代では何れを用いても少なくともこれにほとんどのシステムと嗜好に於いて勝てない。強みを最大に好意的に見積もっても難しい。まあオールージュもpossible4も全身に磁石を刺されるのが役割になってますがね。コンポーネント繋がってないっていう

ついでにJorma statementジャンパーもアクティブアースの為に刺さってる

魔界の象徴

不遇な扱いだがラスボス…といって差し支えはないだろう

…と意気込んだは良いが困った

逆に言えば磁石を刺されるという重大な役割があり、かつ魔界の複雑無比な配置で大量に磁石が付いたこれを引きずり出す事が極めて困難なのだ。あと無理矢理に引きずり出すと交流200Vを浴びる恐れがある。伊達に『魔界』と呼ばれていないんだ。

というわけで引きずり出さないままなんとか頑張ってテストをする。

200V RGPC600S(A地点)→possible→AVAA

VS

A地点→かないまるタップ→AVAA

VS

A地点→possible→かないまるタップ→AVAA

という謎の三つ巴の対決となった。まあこれで見える物も色々あるだろう。


と色々やったが比較が難しい

難しい中で要素の足し算引き算を膨大なアクセサリー経験値を交えて行わないといけない。

取りあえず大体わかったことは

  • possibleとかないまるタップで絶対的実力差は大きくはない
  • かないまるタップの無臭度、正確性はやはり限りなく完全に近い。
  • possibleは鼻につかないレベルのHigh endフレーバー付加。重さに頼らぬ超低音。High endフレーバー嫌いなので相当凄い事。
  • 共にウルトラハイスピード。我輩が言うハイスピードは『立ち上がり』より『立ち下がり』の事。癖のなさにも直結する。

雑感を付記すると、電源タップの実力はアコリバabsoluteやリプラスの何れもがpossibleに遠く遠く及ばない。立ち下がりの鈍さが付帯音となっている。重量で押さえつけた低音の感覚。硬度の違いなどもあるだろうが何より『振動に逃げ場がない分厚い削り出し』と『円熟の技術による振動速断』の差であろう。極端な話アコリバもリプラスも安い方が間違いなく音が良い。YTP-6は地味に良かった。電源タップは金や物量が物を言わない世界だ。

逆にチクマの欠点は『possibleと下との音の差が凄い』こと。

しかしげにかないまるタップの恐ろしさはハイスピードが故に無味無臭極まるはずのpossibleを上回る無味無臭さなこと。『完全』に限りなく近い。BELDEN19364より『完全』に寄っている。こんな電源ケーブルが欲しい。

もし『完全』でないとするなら…磁石を刺して初めて『完全』と言える。何だか自動車レースに『核融合炉つめばいいのに』と宇宙世紀の話を持ち出すようでバカバカしいが。

と言うわけで名勝負だった。なおベストはpossible→かないまるタップ→AVAAだった。恐らく振動を切るのでかないまるタップは最後に必要なのだろう。

両者は今後仲良く磁力を大量に咥えて余生を過ごす事になったのである(うわぁ)


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