同じ条件でこれ全部聴いたニンゲンは多くないのでは?
全員Panasonic。全員黄銅無メッキ。
右の物は単線差し込み型でないネジ留めである。ホントにネジで留めるだけのシンプル設計。これは半田を使わずに撚り線が使える有望株。
さて、そんなわけで試聴。AVAAに供給。真ん中の1512Kのみ末端半田づけの拷問。アウトレイジ観たあとだと何か別の趣がある文字列である。
音はかなり似ている。そらそうよ。
例えばフルテックNCFの一口と二口よりも差は少なく1/10程度に感じる。フルテックより開発の際にリスニングを徹底してる様相すら感ずる。絶対聴いてないけど。
さて、まず右の奴(3003w)から
ちょっと明るい。これ取り付け部位がちょっとガタガタと言うのだが、恐らくその影響で黄銅の響きが載る。と言っても全然許容範囲でこれを好む人も沢山居る。全然余裕のニュートラル領域です、念のため。アメリカン電機など比較にならない。
かつこれに特有の強みがある。立体感、可視化はこれが1位である。僅かですけど。ミックスならコレかも?
左の一口は僅かに低重心で、響きは極僅かに少なめ。此処で言う極僅かってとてつもなく僅か。ほとんどのエンジニア、オーディオファイルは気付かない可能性が高い。というか1512Kが比較すると聴きやすくマイルド基調。『極僅か』ですが。
左の一口は物凄くシンプル極まる機構で、それが響きが極僅かに少ない理由なのではないか?
なお普通のニンゲンには明確な利点がある。機構的に導体が全く露出せず安全極まりない。
- 音色的に僅かに聴きやすい1512K(半田不可避)
- 低重心かつ半田不要で左
- 少し明るめで立体的、半田不要の右
予想より悩ましい三つ巴であった
安いので全部試した方が良いと思うねコレ
“かないまるタップ、コンセント地獄変” への2件のフィードバック
左の一口コンセントの型番はWK3001Wでしょうか?
まさにそれです