ネジのトルク2スピーカー編


コンセントは簡単ですがこれは難しいです。

トルクの方向性を持たせた加速度組み立てとかまで書くと大変なのでシンプルに行きましょう。

スピーカーのトルクは各メーカー指定があります。それを行っていれば問題はありません。ありませんが…

  • 何故か答えてくれない
  • ヴィンテージ
  • トルク管理すらしてない
  • メーカーの音作りがそもそも微妙
  • メーカーを超えて新世界の神になる
  • 潰れた

等々人間には事情がありますよね

例えばLinn社のスピーカーの指定トルクは守ると音がめちゃくちゃ悪くなる…とも現地では言われています。3kアレイでは2.0N・mが推奨ですがその1/3以下の方がいいと専らの評判。(試したけどマジ)要は運送用のトルクなんです。

他のメーカーだって音でトルク決めてるか怪しいですな。

なのでトルクの管理のお話をば

今回はケブタフェルトのような特殊なヤベエ方法は考えません

我が魔力で産まれた†超魔生物voxativ

そもそもトルクは何故強くするとよろしくないのか?フレームに応力がかかりユニットも応力がかかりユニットの動作や特性すら変わります。解析でも振動板の振動の有り様に影響が見て取れますな

さて、そんなわけでトルクは基本的には弱い方がいい。しかし普通は緩すぎればガタがでる。ウーハーは高エネルギーなのでなおさら。ウーハーはツイーターよりきつめが良いですが、その程度も耳で判断するしかないのです。

音の傾向としては強く締めると

  • 歪みが増す
  • 平面的になる
  • ユニットに音がへばりつく
  • ウーハーは低音が音が締まるがやり過ぎると詰まって出来の悪い密閉のようになる

ことウーハーに関しては緩すぎるとボワボワします。スピーカーは左右統一せねばなりませんし、慣れない内はトルク管理可能なドライバーがオススメ。慣れると手の内の感覚でなんとかなります。我輩は『ドライバーを親指と小指でつまんでトルク管理』してますな。


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