Roon vs JPLAY 最終決戦


さて、どちらで行くかめちゃめちゃ悩みましたが結論から言うとJPLAYで行くことでファイナルアンサー。

ただ本当にヒトサマ…というかニンゲンには勧めにくいですね。ネジの外れた魔族とかでないと。

音質ですが相当詰めきりました。ここから劇的に良くする事はまあ至難でしょう。

その上で我輩以外のニンゲンに色々聴いてもらいました。JPLAYは非常に高評価です。

意見をまとめると

『ボーカルがあまりに良すぎる。勢い、パワーは無くて冷静だけど音は凄い。ガラスが割れる音とか(自然音)凄かった。JPOPも凄い。こんなに凄い音の曲だったのか。でも見えすぎて音質と作業の跡があまりに露骨。』

という感じです。

POPs聴くならJPLAYfemto圧勝。

※追記 debloat toolsやBIOSの詰めなどでむしろ古いオーケストラを超絶分解して最高に楽しく聴ける

あと実に魔界らしい『超絶難度の自然音』系も大変素晴らしい。

でも録音の具合が露骨すぎて意外に古いJAZZとか物に寄っては『名録音と思ってたけど完全にすっぴんにすると化けの皮が剥がれた、たまげたなあ』とか思ったりします。

オーディオの使命は『出来るだけ多くの名演奏を感動できる音質にして届ける』ことだと思いますが、その点では失格です。

もし『オーディオショップ魔界』という厭な店を作ったとして、8対2の割合で客にRoon勧めます。利便性は勝負にならないのと音も多くの音源を楽しめますからね。

ただ『オーディオの真理の追究』『超精度のレビュー』を目的とするならJPLAYはアリです。

そして不遜な言い方ですがネットを見るに我輩ほどJPLAYを正しく使ってる方は居ないようです。というのも前にも書きましたが昔は『CPUは遅い方がいい』見たいな宗教がありました。20年前から散々実験しましたがそんなことは全く無かったです。有機野菜が健康にいい、みたいな類いの話と思います。

PCオーディオが世界的にも広まった今、レビュアーやメーカーも増えて『強いPC一台が正義』と完全にパラダイムシフトしています。ネットワークを無駄に介した時点で多大なレイテンシが襲いますからね。『低速度CPU』という前提なら分散処理は正義でしたが。

JPLAYは『USBを受ける部分』に大きな能力の要求がありハードルが高いですが『一台で内部でDirettaを行う』ような仕組みです。レイテンシも起きず、電源から何から贅を尽くしたメインPCで完結するので音質の悪いショボいPCを挟む必要がなくなる。実際NUCとかで色々分散とかやってみましたがむしろ大幅に音質劣化しました。

デジタルの基本は『つながる全ての経路のマイナスを合算される』物ですから微妙な物を入れると死んでしまいます。

『電源、メモリ、マザー、CPUを良いチョイスをしたハイパワーマシン』で一台で完結させるのがJPLAY femtoの本質です。

スパルタンで頭のネジが外れているオーディオファイルは元より『グラボまでやるのはなあ』という向きはJPLAYありかと思います。しつこいですがインターフェースと安定性はカスですからね?


“Roon vs JPLAY 最終決戦” への15件のフィードバック

  1. グルマンさまは最近デンテックが推しているRealmDiscoveryPlayerはお試しになられたでしょうか?

    というのもメインPCなんですがメモリが邪魔でNOCTUA NH-P1をネジ留できずに直置きなんですよね
    なので放熱が心配な夏場はROONはお休みしましょう、ということで別の選択を探しているのですが

    • 素晴らしい質問です
      死ぬほど気になってて乏しい情報を穴が空く程読んで色々想像してました
      恐らくRockのようなストレージの特殊な扱いでネットワークで音源を送らないといけない仕組みでしょう。
      しかもスタンドアロン前提。

      音は良さそうですね…絶対に良い予感はします。
      ただこのご時世にストリーミング使わないのはもうウォシュレット使わないより困難ですからとてつもなく音源持ってるなら良さそうです
      ストリーミングするならそれこそJPLAYいかがでしょう???

  2. ご回答ありがとうございます。
    現状QOBUZのラインナップがイマイチなのでいっそのこと夏の間だけ退会しようと思ってるんですよね

    QOBUZがアマゾンミュージックみたいになるのは望み薄なのでどうしてもリッピングは必要だし、ならRealmDiscoveryPlayerも面白そうだな、と

    • 確かにこれでも例えば初期のTIDALの時と比べれば飛躍的に日本の音源は増えましたがamazon musicなどとは比べられませんね。私としてはQobuzが赦せないのは『eonkyoで販売していたソフトがストリーミングは元よりダウンロードもない』事です。オーディオチェックとして究極と言っても良い究極のオーディオチェックCD 2016あたりがハイレゾのディスク販売しかないので勧めにくい…

      あのPCの不安がハードとしてのショボさです。とは言えあれだけスパルタンな仕様ならPCのパワーやメモリ速度も無視して良い音出してくれそう…
      サウンドデンの藤本さんは立て続けの故障と一悶着でちょっと疎遠になったものの、その耳と技術は大いに信用してます。オーディオPC路線は全然経験が乏しいはずですがあそこまで書くには信用は出来ます。
      でも説明書だけでも公開してくれれば良いんですがね
      そうでないと踏み切れない人は少なくないでしょう。

  3. 復活後の新しい示唆ありがとうございます。

    さっそくご推奨のJPlay femto & Fidelizerを導入してみました。MSI Z890IとIntel Core Ultra 5、メモリはDD5-7200、Sata HDDの構成、コントローラーはBubbleUPnPです。JPlay Settingsはご推奨の設定では当方環境では途中で再生停止するのでこのあと調整が必要な状況です。
    JPlayはWindows限定ですが、同じPCをUbuntuとデュアルブートにするとLinux用のRoon Serverが導入できますので、CUIモードにして使っています。こちらは導入に何の苦労もなく安定動作するので、日常はRoon(外出先でのARC利用を含む)利用で、じっくり分析的に音楽を聴くときはJPlay用途とする使い方もあるのかなと思います。

    • レポートありがとうございます
      ハードは最新で素晴らしい内容です
      なるほどubuntuとWindowsのdual bootですか
      クレバーな手法ですね
      DAC link1000Hzが壁となりうるようですね
      jplay femtoになってかなり数字を上げやすくなったようですがUSBを受けるチップの速度がネックとなるようですね

      明らかにコンピューター強者でいらっしゃるからもうやっていそうですがレジストリのjplayfemtoseverにIPアドレス打ち込むと安定する&より高いDAClinkが出るとか…出ない、とか…

      • ご指摘のとおり、femtoServerIPaddressにJPlay femtoを実行しているPCのIPアドレスを指定すると問題解消し推奨どおりの設定で再生問題なくいけました。
        重ね重ねありがとうございます。

        いま自身のリファランス音源を聴いていますが、音楽を聴くと確かに無対策の当方環境でもRoonとかなり違いますね。拙宅は魔界リスペクトで(リビングオーディオと予算の範囲内で)構築しているのでシビアな評価はできませんが、
        ・静寂の表現
        ・オーケストラにおける特に管楽器の分離
        ・定位
        あたりはRoonよりもJPlayの方がよい気がします。
        最新の録音はJPlayで聴いてみたいですね。

        最近70〜90年昔の雰囲気抜群のライブ録音を聴いていませんが、この辺をRoonで聴き直して見たいと思います。1938年の独墺併合あたりのウィーンの録音の表現はRoonに期待したいところです。

        • おお、安定したようで良かったです!!
          まさにおっしゃる通りですね
          静寂さやresolution、揺るがぬ定位などオーディオの基礎性能は非常に優秀です。
          そして最新の録音向きですね。優秀録音かどうかというよりデジタル録音に非常に強い
          1938年(!)という本当に録音の祖のようなレベルの古さではありませんが(まだナチスが大いに録音再生を研究する前、どんな機材だったのか非常に興味深い)1950年くらいのフルトヴェングラーの第9でも『出色に録音が良い』ものをJplayでも聴いてみました。声など単発の音は圧倒的にクリーンであらゆるパラメーターが高い。でもなんというか『当時の録音で想定されていた雰囲気』といいますか、音楽としての実在感はRockのほうが明らかに出ていました。
          脚色なのは確実ですが、そもそも脚色している状態がエンジニアの想定のはずですからむしろ忠実と言えます
          古い録音はRoonが何故か素晴らしい印象です。

          • ご示唆いただき、確かにフルトヴェングラーの第9でも、1951バイロイトHMV版と1954ルツェルンTahra版でも違いがあるなと思いました。個人的感想ですが、バイロイト版はJPlayで蘇ると思います。
            好きな音源でいうと、
            平均律のグールドはJPlay femtoがよく、グルダはRoonが圧倒的によいです。

            私的には使い分けていこうと思います。新しい世界を教えていただき感謝しかありません。。

          • 確かに静謐で精緻なグールドはJPLAYが合います
            使い分けられれば一番でしょう
            アナログのカートリッジを代えるようなものでしょうか?
            今後ともよろしくお願いいたします

  4. http://www.dpat.biz/home.html
    グルマンさんなら如何ですか?
    ここのプレーヤーは15年前に圧倒されましたね。
    今は値段が分からないしなんとも言えませんが貸し出しがあれば借りてみると良いよ。

    それと、プレーヤーから送られて来るクロックを捨ててフレッシュなクロックを挿入する装置ある様ですよ。
    これも借りて見ると良いよ。
    ブログに関係無い事住みません🙇

  5. どの記事に投稿しようか迷いましたが、このあとJPlay使われる方に向けて、導入でのあれこれを。。

    まずFidelizerはネットワーク接続は活かしておかないと、UPnPコントローラーとの接続が不可となりました。

    WindowsレジストリのfemtoServerIPaddressのIPアドレス指定は必須かと。

    構成上LAN関係のデバイス動作はしっかり担保しておくほうが安定動作するようです。具体的にはNIC、ハブ、WiFi関連ですね。

    いまのところ、通常運転しているものの、クラシックの長時間の演奏(2時間とかざらにあります)だと、不定期で再生停止することがあります。Windowsイベントログには何も出力されていないので解析不能ですが、UPnPコントローラーとの接続(ネットワーク関係)で問題が生じているのかもしれません。

    JPlay、なかなかじゃじゃ馬ではありますが、鮮度の高い音なのは間違いないので問題解決しつつ、ストレスレスに音楽を楽しみたいときにはRoonに切り替えてやってっています。

    • そうなんです
      レジストリのあれをやらないと不安定極まりないんですよね
      やっても良くわからない挙動をするので使いやすさはRoonと雲泥の差です。
      二刀流がベストなのでしょうね

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